さかいゆうとorigami PRODUCTIONSがコラボ、山下達郎や大滝詠一らシティポップの名曲群カバー

15

156

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 36 117
  • 3 シェア

さかいゆうとマルチクリエイター集団・origami PRODUCTIONSがコラボ。11月30日にさかいゆう & origami PRODUCTIONS名義でカバーアルバム「CITY POP LOVERS」をリリースする。

さかいゆう

さかいゆう

大きなサイズで見る(全4件)

origami PRODUCTIONS。上段左からShingo Suzuki、mabanua、関口シンゴ、中段左からKan Sano、Michael Kaneko、Nenashi、下段左からOvall、Hiro-a-key、さらさ。

origami PRODUCTIONS。上段左からShingo Suzuki、mabanua、関口シンゴ、中段左からKan Sano、Michael Kaneko、Nenashi、下段左からOvall、Hiro-a-key、さらさ。[拡大]

CITY POP LOVERS(初回限定盤)

さかいゆう & origami PRODUCTIONS「CITY POP LOVERS(初回限定盤)」
Amazon.co.jp

CITY POP LOVERS(通常盤)

さかいゆう & origami PRODUCTIONS「CITY POP LOVERS(通常盤)」
Amazon.co.jp

さかいがカバーアルバムを発表するのは今回が初。彼は本作で山下達郎「SPARKLE」、竹内まりや「プラスティック・ラブ」、松原みき「真夜中のドア~stay with me」など、自身が影響を受けた1970~80年代のシティポップナンバーをカバーする。楽曲プロデュースはさかいのほかOvall、Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴ、Kan SanoMichael KanekoNenashiが担当。レコーディングもさかいとorigami PRODUCTIONSの面々で行われた。

さかいゆう & origami PRODUCTIONS「CITY POP LOVERS」通常盤ジャケット

さかいゆう & origami PRODUCTIONS「CITY POP LOVERS」通常盤ジャケット[拡大]

本作は通常盤、初回限定盤の2形態で販売され、初回限定盤には8月にさかいが故郷である高知・土佐清水市市民文化会館 くろしおホールで行ったライブ「酔鯨酒造 presents さかいゆう sings Whale Song」の映像を収めたDVDが付属。ジャケットアートワークにはマンガ家でイラストレーターのつのがいが描き下ろしたイラストが使用されている。

さらに10月15日には東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてさかいのワンマンライブ「歌い繋ぎたい音たち」が開催されることも決まった。このワンマンはさかいの所属する音楽事務所・オフィスオーガスタの30周年記念ライブ「Office Augusta 30th MUSIC BATON」の第12弾として行われるもの。イープラスでは明日9月10日10:00から14日23:59までチケットの先行予約を受け付ける。

この記事の画像(全4件)

さかいゆう コメント

アルバムのタイトルにCITY POPと入れる事には、しばらく躊躇していました。もしかしたら楽曲制作者の中には、当時からCITY POPと言われる事をよく思わなかった方がいらっしゃるかもしれないですし。
しかし、レコーディングが進んで行くにつれて、やはりCITY POPという言葉には、ただのジャンル名を超えた、望むと望まざるに関わらず、ある種の役割を担って出現し、その時代に必要とされた音楽だと思うようになり、タイトルに入れることを決めました。
聴く側に労力を要するような強いメッセージや感情は、その洒落た衣装(サウンド)の裏地に隠したような、頑張れよって言わずに見事に頑張らせてくれるような、洋楽とも邦楽とも違う、まさに和魂洋才の、日本人にしか創れない洋楽、それがCITY POPであると感じます。
誰でもいつでもサラッと聴けてその人の生活に0秒で溶け込み、ボリュームを下げるとBGMになってくれて、ボリュームを目一杯上げると束の間の小旅行に連れてってくれる音楽、CITY POP。
僕にとってカバーアルバムを出すというのはオリジナルアルバムよりも遥かにプレッシャーがありました。聴いていただく全ての方々にとってのCITY POPになってくれる事は不可能ですが、自分ができる事は細部まで手を抜かず、今までの全てを、真心を込めて創りました。
僕が絶大なる信頼をしているorigami PRODUCTIONSと創った本気のカバーアルバム、僕たちのCITY POPです。

あまたのCITY POP LOVERSの一人 さかいゆうより

さかいゆう & origami PRODUCTIONS「CITY POP LOVERS」収録内容

CD

01. SPARKLE(オリジナル:山下達郎) / さかいゆう feat. OvallKan SanoMichael Kaneko、Hiro-a-key
[作詞:吉田美奈子 / 作曲:山下達郎 / プロデューサー:さかいゆう]

02. 砂の女(オリジナル:鈴木茂) / さかいゆう feat. 関口シンゴ
[作詞:松本隆 / 作曲:鈴木茂 / プロデューサー:関口シンゴ]

03. ゴロワーズを吸ったことがあるかい(オリジナル:かまやつひろし) / さかいゆう feat. Ovall
[作詞・作曲:かまやつひろし / プロデューサー:Ovall]

04. 真夜中のドア~stay with me(オリジナル:松原みき) / さかいゆう feat. Shingo Suzuki
[作詞:三浦徳子 / 作曲:林哲司 / プロデューサー:Shingo Suzuki]

05. プラスティック・ラブ(オリジナル:竹内まりや) / さかいゆう feat. Kan Sano
[作詞・作曲:竹内まりや / プロデューサー:Kan Sano]

06. ピンク・シャドウ(オリジナル:ブレッド&バター) / さかいゆう feat. Michael Kaneko
[作詞・作曲:岩沢二弓、岩沢幸矢 / プロデューサー:Michael Kaneko]

07. 夢で逢えたら(オリジナル:大滝詠一) / さかいゆう feat. Nenashi
[作詞・作曲:大瀧詠一 / プロデューサー:Nenashi]

08. やさしさに包まれたなら(オリジナル:荒井由実) / さかいゆう feat. mabanua
[作詞・作曲:荒井由実 / プロデューサー:mabanua]

<ボーナストラック>
09. オリビアを聴きながら(オリジナル:杏里) / さかいゆう feat. さらさ
[作詞・作曲:尾崎亜美 / プロデューサー:さかいゆう]

10. 夏のクラクション(オリジナル:稲垣潤一) / さかいゆう
[作詞:売野雅勇 / 作曲:筒美京平 / プロデューサー:さかいゆう]

初回限定盤付属DVD

「酔鯨酒造 presents さかいゆう sings Whale Song」ライブ映像(※約60分収録予定)

Office Augusta 30th MUSIC BATON Vol.12 さかいゆう「歌い繋ぎたい音たち」

2022年10月15日(土)東京都 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
OPEN 16:00 / START 17:00(予定)

全文を表示

読者の反応

J_ROCKNews @J_ROCKNews

さかいゆうとorigami PRODUCTIONSがコラボ、山下達郎や大滝詠一らシティポップの名曲群カバー https://t.co/l3KfaKGLZX

コメントを読む(15件)

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 さかいゆう / mabanua / Kan Sano / Michael Kaneko / Ovall / Nenashi / 山下達郎 / 竹内まりや / つのがい / 吉田美奈子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。