Snow Man目黒蓮がフジ系の連ドラ初出演、難聴者の役で本格ラブストーリーに挑戦

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フジテレビ系にて10月に放送がスタートする木曜劇場「silent」に目黒蓮Snow Man)が出演する。

左から目黒蓮、川口春奈。(c)フジテレビ

左から目黒蓮、川口春奈。(c)フジテレビ

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「silent」は、今年がデビュー15周年の節目でもある川口春奈がフジテレビ系の連続ドラマ初主演を務めるオリジナルドラマ作品。川口は一生をかけて愛したいと思えた恋人との別れを経験し、新たな人生を歩もうと前を向いて生きる女性・青羽紬を演じる。目黒は青羽の高校時代の恋人であり、8年の歳月を経て偶然再会する佐倉想を演じる。佐倉は徐々に耳が聞こえにくくなる若年発症型両側性感音難聴を患っており、二人は現実と向き合いながらも寄り添い合う姿が描かれていく。

フジテレビ系の連続ドラマ初出演となる目黒は、自身の役どころについて「周りの人たちからの支えを通じてどう変わっていくのか、演じる僕自身も本当に楽しみです。手話に関してはちょうど一年前ぐらいに興味を持つ出来事があって、その時に自分なりに調べたことがあったんです。そういうこともあり、今回の役もそうですが、こうして手話を習っていくというのがすごくありがたいですし、わからないことも徹底的に先生に聞いたりしながら毎日たくさん勉強させてもらっています」とコメント。また川口は「この作品はとても考えさせられるようなシリアスな部分も多いと思います。そんな中で紬という一人の女性が生きていく上で、色んな人と出会って色んな日常を送っていく姿や、紬が想に対してどう向き合って、二人がどうなっていくのか、私自身も楽しみにしています」と、ドラマの見どころについて語っている。

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目黒蓮(Snow Man)コメント

出演が決まったときの感想

出演の話を頂いて、初めて脚本を読んだとき、一話を読みながらボロボロに泣いてしまいました。
そこに書いてある言葉の数々から、いろいろと想像することができて、心をわしづかみにされた感覚になりました。そして、この作品で川口さんとご一緒させて頂けるということで、お芝居で学べることなどたくさん吸収できたらいいなと思います。

想を演じる上で心がけたいこと、意気込み

想はすごく優しい人なんだと思いました。優しいからこそ、耳が聞こえなくなってしまって、本当にいろんなことを考えただろうし、紬をはじめ周りの人たちにも彼なりの優しさを見せているんじゃないかなって感じました。そんな想が、周りの人たちからの支えを通じてどう変わっていくのか、演じる僕自身も本当に楽しみです。手話に関してはちょうど一年前ぐらいに興味を持つ出来事があって、その時に自分なりに調べたことがあったんです。そういうこともあり、今回の役もそうですが、こうして手話を習っていくというのがすごくありがたいですし、わからないことも徹底的に先生に聞いたりしながら毎日たくさん勉強させてもらっています

視聴者へのメッセージ

改めて生きていく上で気付かされたこともたくさんありましたし、最初に脚本を読んだ時に感じたこの感動を、見てくださる皆さんにも届けられたらいいなと思っています。そしてこの作品を見てくださった方が、例えば海外の言葉を覚えてコミュニケーションを取ったりするのと同じように、手話を実際に覚えて通じ合っていく、そういうあたたかい世界になったらうれしいです。精一杯で全力で演じさせてもらいます

川口春奈 コメント

出演が決まったときの感想

出演の話を頂いて、自分にとって挑戦する作品になるという気持ちになりました。このストーリーを読んだとき、色々考えさせられたり、すごく切なくなったりしながら、お話を読んでいくにつれて、どんどんその世界観に引き込まれました。紬や想、それぞれが抱える問題に葛藤している姿がとても現実的で、私の心に刺さりました。このような作品に目黒さんとご一緒できるのが楽しみでもありますし、いろんなキャストの皆さんとこのチームで作り上げられるということにわくわくしているので、一緒にお芝居をしながら生まれてくるものが楽しみです

紬という役どころについて

紬はきっと、人生の片隅にずっと想がいるような、とにかく健気で一途(いちず)に誰かを思い続けている女性だと思います。そんな存在の彼の耳が聞こえなくなってしまったという部分にどう向き合って、そして彼女がどのように成長していくんだろうというのは、撮影を通して私自身も楽しみです。
また、明るくて芯がありながらもチャーミングな部分があったり、私が感じる紬のいとおしい部分も演じていけたらと思っています

視聴者へのメッセージ

この作品はとても考えさせられるようなシリアスな部分も多いと思います。そんな中で紬という一人の女性が生きていく上で、色んな人と出会って色んな日常を送っていく姿や、紬が想に対してどう向き合って、二人がどうなっていくのか、私自身も楽しみにしています。切なくも温かい、そんなドラマにできたらと思っています。是非ご期待ください

プロデュース 村瀬健(フジテレビ ドラマ・映画制作部)コメント

この数年、“ラブコメ”的な連ドラは数あれど、本気で泣ける、いわゆる“本格ラブストーリー”が少なくなってしまったな、と感じていました。主人公のヒロインが本気で好きな相手を本気で思う気持ちに共感し、ヒロインのことを応援しながら同時に自分もその相手に恋しているような気持ちになり、ヒロインと一緒に心を締めつけられるような思いで毎週ドラマを見る。そんな連ドラを作りたいと思い、この「silent」を企画しました。連ドラのラブストーリーにおいて重要なのは、誰と誰の恋が見られるか、だと思います。飾らない言葉と等身大の自分をありのままに伝える姿勢で今もっとも女性の共感と支持を得ており、かつ、近年の出演作において圧倒的な“華”を感じさせている川口春奈さん。彼女が主人公(=ヒロイン)のラブストーリーを作りたい、と思いました。そして、その相手役に誰が来たら見たいと思うかな、と考えたとき、今もっとも波に乗っているSnow Manのメンバーであり、同時に、役者として明らかに“大器感”を感じさせ始めている目黒蓮さんの顔が浮かびました。僕自身が一番見てみたいと思ったこのお二人にオファーしたところ、快諾を頂けましたので、二人をイメージして“当て書き”でキャラクター生み出し、オリジナルストーリーを作り込んできました。一緒に作った“相棒”は、生方美久というド新人の脚本家です。「フジテレビヤングシナリオ大賞」の審査員として彼女の応募作を一次審査の段階で読んだその時から“一緒に連ドラを作りたい”と感じていました。“とんでもない才能が現れた”と思い、すぐに“来年に向けてオリジナル企画を考えましょう”と声をかけました。それからまだ一年もたっていないのですが、今、彼女は僕の期待をはるかに超えるクオリティの脚本を書いてくれています。川口春奈さんや目黒蓮さんと同世代であり、まだドラマや映画の脚本をたったの一回も書いたことのない彼女だからこそ書けるみずみずしくて新鮮で、手あかにまみれていないリアルなセリフは、間違いなく視聴者の皆さんの心に響くことと思います。新しい才能の誕生に立ち会っていただきたいと心底思っています。また“愛した人が難聴者になる”という難しいテーマに向き合うに当たり、生方さんは自ら手話教室に通い、自身も手話を学び、聾者や難聴者の方々のお話やご意見を聞きながら脚本を書いています。監修としてこのドラマに参加して下さっている聾者、難聴者、コーダ(聞こえない、聞こえにくい親を持つ、聞こえる子供)の方々のご意見を、監督、スタッフ、出演者、皆でお聞きしながら作品づくりを進めています。そうした思いをすべて含めて、人が人を好きになる気持ち、本気で人を好きになることで感じる、あの“胸が締めつけられる思い”を届けたいと思っています。せつなくて、心の奥が痛んで、でも温かくて、優しい気持ちになれる。そんなラブストーリーにご期待ください

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※記事初出時、見出しに一部誤字がありました。お詫びして訂正いたします。

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