RIVERSIDE STORYは川沿いに落ちているゴミから着想を得た2人が「そこにしかない人の生活や都市の成り立ちを記録したい」という思いで始動させたプロジェクト。まずは“渋谷川編”と題して東京・渋谷川周辺でゴミ収集を行い、文化服装学院の協力を得て、有志のメンバーで衣服へと仕立てていく。収集されたゴミはInstagram(@riversidestory_shibuya)にアーカイブとして掲載中。MOTION GALLERYではプロジェクトの製作費と活動資金を募るクラウドファンディングが実施されている。
東京・KATAでは9月2日から6日までRIVERSIDE STORY初の展示を開催。初日と最終日にはxiangyuと半澤によるトークイベントが行われる。展示会場への入場は無料。トークイベントの参加券はクラウドファンディングのリターンとして用意されている。
xiangyu コメント
川沿いをひたすら歩いてゴミを拾い、持ち帰ってひとつひとつ洗浄し分類、記録。そういったプロセスの積み重ねの中で、おもしろい形や色を持った魅力的なゴミがあることに気がつきました。こういったものが持つ独特で偶発的な美しさは、文字を並べたレポート形式ではどうしても伝え切れません。そこでゴミたちに手を加えることで素材化させ、身体に近い衣服に仕立ててみることにしました。
半澤慶樹 コメント
かつて川沿いで文明が芽生えたように、現代の川を見つめ直すことで新たに見えてくる文化の側面にスポットライトを当てた試みです。フィールドワークとものづくりを並行して行うことで、土地とゴミの関係性から新しい魅力を引き出すことに取り組みました。
RIVERSIDE STORY 渋谷川編
2022年9月2日(金)~9月6日(火)東京都 KATA
tanu組'24🍥 @tanudanu
お前は…パトラッシュじゃないか! https://t.co/in3rdnuMHG