菊池風磨、中間淳太、松村北斗、阿部亮平が戦争体験聞くため全国各地へ

菊池風磨（Sexy Zone）、中間淳太（ジャニーズWEST）、松村北斗（SixTONES）、阿部亮平（Snow Man）が出演するドキュメンタリー番組「僕たちは戦争を知らない～1945年を生きた子どもたち～」が、8月14日（日）にテレビ朝日系で放送される。

この番組では、平和への思いを強く抱き、自らが演出するステージでたびたび戦争の悲惨さを描いてきた故・ジャニー喜多川の信念を受け継ぐジャニーズ事務所所属の4人が、子ども時代に戦争を体験した5人の証言者の声を聞くため、全国各地を訪ねる。

菊池が訪ねるのは、14歳で“海軍特別年少兵”に志願し、魚雷艇という20mにも満たない小型船で敵の軍艦に近づき魚雷を放つ危険な任務に就いた鈴木忠典氏。戦場では相手を攻撃することしか考えられなくなり、同船する仲間が負傷しても優しい言葉をかけられなかったと述懐する鈴木氏に対して、菊池は「人の心を亡くしてしまう戦争の悲惨さが、鈴木忠典さんのお話からひしひしと伝わってきました」と語る。さらに菊池は東京大空襲で母を失い、弟とともに生き延びた鈴木賀子氏にも戦争体験を伺い、彼女の弟への深い愛情に胸を打たれる。

中間は沖縄を訪ね、故郷を守りたいという思いから学徒隊として従軍看護助手となった武村豊（とよ）氏に話を聞く。沖縄の慰霊碑に手を合わせるとともに野戦病院の跡地も訪問した中間は「今後の人生において重要な時間となりました」と語り、思わず涙を流した。

松村は長崎の小学校にある祈念館で原爆の語り部を務める池田松義氏を訪問。「取材中に言葉にし切れなかった瞬間、その感情がすごくリアルで大切」と実際に戦禍を体験した人々の声を届けることの大切さを実感する。

阿部はジャニー喜多川も疎開していた和歌山へ。9歳で空襲の恐ろしさを体験した田中誠三氏に話を聞いた彼は、壮絶な体験談に言葉を失い、「どこか田中さんにジャニーさんを重ねてお話を聞いていたところもあったかもしれません」と語った。