HYBE「&AUDITION」は“協力型”オーディション、「15人がワンチームで成長する姿に注目して」

HYBE LABELS JAPANによるグローバルデビュープロジェクトの一環として放送・配信されるオーディション番組「&AUDITION - The Howling -」の記者発表会が、本日7月4日に東京・丸ビルホールにて行われた。

「&AUDITION - The Howling -」は、ENHYPENを輩出したオーディション「I-LAND」に参加したメンバーで、すでにデビューが決定しているK、NICHOLAS、EJ、TAKIと、デビューを目指す練習生たちが成長していく姿を描くドキュメンタリー番組。7月9日（土）13:30よりHuluにて配信がスタートし、7月13日（水）深夜24:59からは応援番組「&AUDITION」の放送が日本テレビで始まる。本日の記者発表会ではまずHYBEの活動を紹介するオープニング映像が流れたあと、司会の辻岡義堂アナウンサーが登場し、参加者15名が呼び込まれた。

まずはKの号令で「こんにちは、『&AUDITION』です！」と参加者全員が声をそろえて一礼。その後は1人ひとりが自己紹介をしていく。Kは「歌とダンスでこのチームを引っ張ることが役割なのと、最近は作曲作詞もがんばらせていただいています」と頼もしく語り、EJは「I-LANDを経てたくさんがんばってきました。日本語もがんばっています。最近覚えた新しい単語は『イケボ』です」とにっこり。NICHOLASは「僕は小さいときからいろんなところで生活してきました。今後、日本で活動するのも楽しみです。そして番組の配信日は僕の誕生日です。ありがとうございます」と目前に控えた誕生日をアピールし、TAKIは「『I-LAND』から知ってくださっている方々から最近は「成長した」というお言葉をいただいてとてもうれしいです。ずっと末っ子かなと思っていたんですが、15人になり、末っ子も卒業して、外見も中身も変わったんじゃないかなと思います」と、大人びた表情で語った。

練習生の面々もそれぞれの魅力を強調しながら自己紹介。JUNWONは「楽器が得意で、（シグナルソング「The Final Countdown」の）ミュージックビデオではドラムを披露させていただいています」、HAYATEは「場の空気を明るくすることがとても好きなのと、高音が得意です」と自己紹介。またHARUAは「僕は感情を表に出さず常に冷静なのですが、中身は情熱的です。ピアノが得意です」、HIKARUは「子供の頃からクラシックバレエをやってきていて、MVでもバレエを披露しました」、最年少の15歳・YEJUNは「僕は韓国で子役をしていました。皆さんがご存知のドラマにも多く出演しているので、ぜひ僕を探してみてください。子役としての経験を生かして、ステージでも感情表現を心がけていきたいと思っております」と語っていた。

爽快感あふれるシグナルソング「The Final Countdown」のミュージックビデオについては、TAKIが「この曲は1話でも披露するんですが、練習生1人から最後にもらったパスを僕たちデビュー組の4人が受け取って、15人が1つのポーズをする、『このワンチームで挑むんだ』という意気込みが表れているところが一番の見どころだと思います」と説明。またKも「終盤の『君とFinal countdown』という部分は、まさに15人が運命共同体として全員で全力で力を合わせることを表現しています」とポイントを解説した。そしてTAKIとKが2人で、「The Final Countdown」のサビのダンスを実演。最後のポーズは通称「＆ハート（エンハート）」と呼ばれているそうで、Kが「右手で指ハートを作っていただいて、左手を手首に当てていただいたら完成です」とコツを指南していた。

番組の見どころについては、それぞれが口をそろえて「15人がチームとして成長していく姿に注目してほしい」と強調。番組がサバイバルではなく『協力型』と謳われていることについて、Kは「いくつかミッションをいただいて、15人もしくはチームに分かれて取り組んでいます。個人のバトルではなくチームとして評価がされるので、チームとして完成度をいかに上げるのがキーポイントだと思います」と述べる。ミッションが大変だったかと問われると、EJは「全部大変でしたよね」と隣のKの表情を伺い、Kも「ですね（笑）。ミッションごとに人数もメンバーも変わるので、仲はいいですが、その都度ワンチームを作り上げる過程は大変でした」と同意。EJは「デビュー組の4人も練習生と一緒に切磋琢磨しています」と日々の努力を語っていた。

TAKIは「15人で毎日練習していますし、一緒にいる時間が一番長いので、大家族のような感覚です。年齢や性格はさまざまですけど、大きな目標を共有しているので絆は深いと思います。誰かが違う練習に行ったりするとさびしくなったり、早く会いたいな、何をしているんだろうなと思ったりもします」と仲間への信頼と愛情をのぞかせる。そして約3年ぶりに日本へ帰国した感想を問われると「身長が10cmくらい伸びたので、母が声も出ないほど驚いていました。ホームシックになるほどではなかったんですが、グローバルでアーティストとして活動するという夢を掲げてここまできたので、がんばれています」と頼もしい表情で語っていた。

グローバル進出についてはKが「HYBEの先輩方のようにビルボードにチャートインするようなアーティストになりたい。世界中の方から応援メッセージをすでにいただいてるんですが、世界中の方のところへ会いに行けるようにがんばっていきたいです」と意気込みをコメント。またNICHOLASは英語で世界中のファンへメッセージを送った。そしてそれぞれの練習生がコメントをするたびに温かい表情で頷き見守っていたKが、最後に全員を代表して挨拶。「初めての記者会見でみんなすごく緊張したんですけど、このような場をいただけたことに15人一同とても感謝しています。15人で泣きながら笑いながらワンチームを作る過程を多くの方に見ていただけると幸いです」と視聴者とファンへのメッセージを届けた。