NHK Eテレで放送中の「沼にハマってきいてみた」でMCを務めているDJ松永(
「沼にハマってきいてみた」は、あらゆるジャンルの奥深い“沼”を取り上げ、その世界にハマってしまった10代(ハマったさん)の魅力に迫る番組。4月に番組が第2章に突入し、DJ松永とサーヤが新たなMCに就任した。
会見冒頭、DJ松永は「沼ハマ」という番組との出会いについて「自分1人で生きているだけだと見える景色が狭くなっていきがちで、特に大人になると新しい人や価値観に出会うことって難しくなるなと感じているんですけど、自分が30代になったタイミングでこういった番組のMCを任せていだたけるのは自分にとってすごいプラスだなって思っていて」とコメント。「自分より下の世代では今それがカッコいい、素晴らしいと思えるんだとか、新鮮に知ることができています。人間の好みや表現の幅って実は狭くて、その幅に抗うことはなかなかできないとアーティストをやってて感じるんですけど、自分はむちゃくちゃ抗いたいんです。『沼ハマ』は新しい価値観を知ることができて、本当に勉強になるなという感じです」と続けた。開口一番の熱いコメントに、サーヤが「真面目や……」とつぶやくと、DJ松永は「俺、10代のラッパーから目をそらさないって決めて」と、自身の活動スタンスについてさらに言及。「若者は脅威だし、自分が信じていた価値観から外れた新しいものに拒否反応を示す気持ちはみんな本能で持っていると思うけど、俺は絶対にそこから目をそらさない。10代と同じ土俵で戦って勝つということをしたいんです」と力強い語り口で明かす。
一方のサーヤも「沼ハマ」との出会いに刺激を受けているそうで「無我夢中で何かにハマっている子たちを見ると『すごいカッコいいな』って。行動範囲が定まっちゃうのが嫌で、趣味を増やそうとしていた最中だったから、自分も物作りをやってみようかなと、収録帰りに材料を買ったりしてます。中、高と美術部でいろいろ作ってたんですけど、最近は“意味をなさない時間”をないがしろにしてたんで、そういう時間をもう一度持ってみようかなって」と、自身の変化を口にした。
また、MCとしての2人のコンビネーションについて問われると、サーヤは「テレビに出始めたのがだいたい同じタイミングなんです」と報道陣に説明し「うれしいです、一緒にできて。相性も、もともとは1つだったんじゃないかと思いますよね」と冗談交じりにコメント。するとDJ松永も「俺はサーヤに体重全乗っかりしているので楽しいです(笑)。合うなあっていうのはマジで思う」と続ける。するとサーヤは「(相方の)ニシダよりは合ってると思います」とコメントし、笑いを誘った。
番組では、サーヤが印象的だったという「塩沼」や、DJ松永が「10代であれだけのクオリティの曲を作れるのがすごい」と驚いたという「DTM沼」などがすでに放送されているが、今後も幅広いジャンルの“沼”がピックアップされる。本日6月6日(月)には「フライドポテト沼」、明日7日(火)には「ポールダンス沼」、来週13日(月)には「レザークラフト沼」がオンエア予定で、「レザークラフト沼」についてはDJ松永が「レザークラフト沼のハマったさんがすごかった。10代って、先人たちがやってきたことのコピーをしてスキルを養う時間だと思うんです、普通は。だけど、今はあらゆるジャンルにおいて教材が普及しているから、原体験でハイレベルな物覚えができると思う。レザークラフト沼のハマったさんは、そこからさらに『誰もやらないことをやろう』という意識まで持っていた」と収録を振り返った。
最後にDJ松永は、今を生きる10代について「視野が広いなと思います。学校に絶望して逃げ出したタイプの人間だった自分は、学校がすべての社会だと思って外の世界を想像できていなかった。学校以外にも選択肢があって、いろんな生き方があって……という環境にみんな当たり前になじみながら成長している世代だと思いますし、それはうらやましいなと思いますね」と語った。
なお6日放送の「フライドポテト沼」にはパパラピーズが、13日放送の「レザークラフト沼」には
NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」
毎週月曜日、火曜日 19:30~20:00
DC 혼다 히토미 갤러리 @Hitomi_Gallery
[📺] 沼にハマってきいてみた
6/13 (월) 19:30~ 방송
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