映画「マイ・バック・ページ」の完成披露試写会が本日4月13日に東京・日経ホールで行われ、主演の妻夫木聡と松山ケンイチ、山下敦弘監督、主題歌を担当する
「マイ・バック・ページ」は、1970年代初めの学生運動全盛期を舞台に、若者たちの激動の生きざまを描く青春映画。劇中音楽はミト(クラムボン)ときだしゅんすけ(Little Lounge*Little Twinkle)が手がけ、エンディングには真心ブラザーズと奥田民生の初コラボによるボブ・ディランのカバー「My Back Pages」が流れる。
舞台挨拶にはまず、妻夫木聡、松山ケンイチ、山下敦弘監督の3名が登場。それぞれ来場者へ挨拶し、作品への思いを語った後、特別ゲストとして真心ブラザーズおよび奥田民生が呼び込まれると、来場者から驚きの歓声が上がった。
まず民生は「このたびはなぜかこんなことになってしまって。最後に英語の曲を歌ってます。個人的には映画を観てブルーになっちゃったんですけど。映画でいい気分になってたのに最後……俺かい! って」とコメント。するとYO-KINGも「(この曲の)特に良いところは、奥田民生さんの流暢な英語がね……」と乗っかり、民生が「日本人も外国人も聞き取れない英語だよね」と返して、会場に笑いが起こった。
また話題は、1995年に真心ブラザーズが一度カバーし、今回民生を交えて再録した楽曲「My Back Pages」についても展開。民生が「(真心とは)事務所も一緒なんでなんも違和感なくレコーディングできたし、自分の曲じゃないんで責任取らなくていいっていう(笑)。昔のアマチュア時代に戻れるし、こう大手を振ってカバーができるっていうのはうれしいです」と本音を吐露。YO-KINGは「話をもらったときは、95年のカバーでいいじゃないって思ったんですけど、映画を見終わって『なるほどな』と。こういう話だからこうなのかと思いました」と納得した様子を見せた。そして桜井は「唯一歌ってない俺が今、センターに立ってるんですけど(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
映画「マイ・バック・ページ」は5月28日より全国公開。
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- 映画『マイ・バック・ページ』オフィシャルサイト
- 奥田民生 | OKUDA TAMIO
- 真心ブラザーズ
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音楽ナタリー @natalie_mu
[写真追加]映画「マイ・バック・ページ」の完成披露試写会レポートに、登壇者の写真を追加しました。 http://natalie.mu/music/news/47797