5年ぶりに武道館公演行ったマイファス、Hiroの東京ドーム共演依頼にワンオクTaka快諾

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MY FIRST STORYが東京・日本武道館公演「We promise, 4 you once again Tour Final at BUDOKAN」を昨日2月10日に開催した。

MY FIRST STORY「We promise, 4 you once again Tour Final at BUDOKAN」公演の様子。

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MY FIRST STORYが同会場でワンマンライブを行うのは、2016年11月に行った初の日本武道館公演「We're Just Waiting 4 You Tour 2016 Final at BUDOKAN」以来、約5年ぶり。バンドは2021年11月から12月にかけて東名阪のZeppでツアーを実施し、このツアーの締めくくりとして再び日本武道館のステージに立った。

Hiro(Vo)

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ライブは2020年8月リリースのアルバム「V」の収録曲「アンダーグラウンド」でスタート。イントロでHiro(Vo)が「5年ぶりだ!」と叫ぶと、いきなり客席に銀テープが降り注ぐ。冒頭から派手な特効でオーディエンスを驚かせたMY FIRST STORYは、その後も気合十分の面持ちで「"BOOM"」「Smash Out!!」と歪んだ重低音が魅力の楽曲を連投して場内を熱気で満たした。次のブロックでは、熱狂したオーディエンスをクールダウンさせるように、Hiroの艶のある声が響く「ハイエナ」、ピアノの音色が印象的な「告白」などが優しく奏でられた。緩急のあるパフォーマンスでファンを魅了した彼らは、映画「マトリックス レザレクションズ」の日本版インスパイアソング「PARADOX」やイントロでHiroが熱いMCを披露した「monologue」を続けてバンドの世界観を表現した。

Kid'z(Dr)

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「We're Just Waiting 4 You Tour 2016 Final at BUDOKAN」で、2021年に東京ドームに立つことやONE OK ROCKを越えるという目標を掲げたMY FIRST STORY。MCではHiroが初の日本武道館ワンマンのエピソードや、その後のことについて言及した。「5年前に、劣等感、焦燥感、兄への思い、5年後に東京ドームに立つという誓い、すべてをみんなにぶつけたつもりです。そのあとに兄と話しました。本当にいろんなことを話しました。武道館のときには伝えきれなかったことも伝えました。時間はたくさんかかったけれど、お互いが勘違いしていたこと、すれ違っていたこと、なんとか徐々に解消することができました」と彼は振り返る。

Nob(B)

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さらにHiroは、その目標へと歩む最中、新型コロナウイルスが猛威をふるい、2021年に東京ドームに立つという夢を叶えられなかったことを切々と語る。彼は観客を真っ直ぐ見据え、「僕たちのことを信じて待ってくれていた人、約束を守れず本当にごめんなさい。でも本当にみんなに支えてもらいました。コロナ禍で試行錯誤して作った曲をみんなが聴いてくれて、ライブに来てくれて、みんなに支えられて僕らは今生きています。申し訳なさと同じくらい、感謝の気持ちでいっぱいです」と心の内を明かした。その後、初期曲「Take it Back!!」やHiroのラップが冴えるナンバー「MONSTER」を含むメドレーを経て、ライブは終盤へ突入。バンドはリズミカルなビートの「猿真似ドロップアウト」、ストレートなバンドサウンドの「REVIVER」をプレイしてラストスパートをかけた。

Teru(G)

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MY FIRST STORY「We promise, 4 you once again Tour Final at BUDOKAN」公演の様子。

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人気曲「不可逆リプレイス」の演奏で観客がヒートアップしたところで、Hiroは再び5年前からこれまでのことを振り返り、「あんな宣言をしてこんなことを言うのは虫のいい話かもしれないし、都合いいって思われるかもしれないし、恥知らずって思われるかもしれない。でももし、今日のライブを観て思いが少しでも届いたなら、もしよかったら、弟の夢に付き合ってくれませんか? 兄貴!」とHiroが呼びかける。その視線の先、1階席の前方には、彼の兄であるTaka(ONE OK ROCK)の姿が。スポットライトで照らされたTakaに向かって、Hiroは「来年俺らと東京ドームで一緒にやってくれませんか?」と問いかける。会場がざわめく中、Takaは静かに頷きながらサムズアップ。それを見たHiroは「ありがとうございます!」と感極まった様子で、深々とお辞儀をした。そしてMY FIRST STORYは、「We're Just Waiting 4 You Tour 2016 Final at BUDOKAN」で、Hiroが「この歌を歌うのは最初で最後にします」と宣言した「Home」を再び披露。Hiroが家族への思いを込めて書いたこの曲を、4人は万感の思いを感じさせる表情でパフォーマンスし、2度目の日本武道館ワンマンを終えた。

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MY FIRST STORY「We promise, 4 you once again Tour Final at BUDOKAN」2月10日 日本武道館 セットリスト

01. アンダーグラウンド
02. "BOOM"
03. Smash Out!!
04. ハイエナ
05. 告白
06. 君のいない夜を越えて
07. I'm a mess
08. PARADOX
09. monologue
10. 虚言NEUROSE
11. 過去曲メドレー
この世界で一番の幸せ者にはする事など出来ないかもしれないけど…
~終焉レクイエム
~ACCIDENT
~Take it Back!!
~MONSTER
12. ALONE
13. 大迷惑
14. Missing You
15. モノクロエフェクター
16. 猿真似ドロップアウト
17. REVIVER
18. 不可逆リプレイス
19. Home

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Photo by TAKAHIRO TAKINAMI

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ワンオクニュース @rocqnow

MY FIRST STORY・Hiro「都合いいって思われるかもしれないし、恥知らずって思われるかもしれない。でももし、今日のライブを観て思いが少しでも届いたなら、もしよかったら、弟の夢に付き合ってくれませんか? 兄貴!来年俺らと東京ドームで一緒にやってくれませんか?」https://t.co/FPKDz98pZ3

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