スカパラが「PARADISE BOX」の中で描いた彩り豊かな世界、04LS・GENと熱狂の配信ライブ

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東京スカパラダイスオーケストラがオンラインイベント「マツリー vol.2」に出演。1月30日に生配信ライブ「PARADISE BOX」を開催した。

東京スカパラダイスオーケストラ(撮影:勝永裕介)

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東京スカパラダイスオーケストラ(撮影:勝永裕介)

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「マツリー vol.2」はニュースメディア・ナタリーが行っている10日間のオンラインイベントで、本日2月6日(日)まで配信が行われている。スカパラ出演の「PARADISE BOX」は、さまざまな“催しもの”が楽しめる「マツリー」の企画の1つ。壁面と床面の全体にLEDが貼り巡らされたステージに立った9人は、LEDに映し出されるダイナミックな映像演出と融合するライブパフォーマンスを約1時間にわたって披露した。

東京スカパラダイスオーケストラ(撮影:勝永裕介)

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開演時刻を迎え「PARADISE BOX」の“箱が開く”と、視聴者の目に飛び込んできたのはオレンジ色の光に包まれた9人の姿。スカパラは、2001年にリリースされた“歌モノ”曲「めくれたオレンジ」をオープニングナンバーとして届けた。万華鏡のように絶えず変化していくグラフィックを背に艷やかなサウンドを響かせたかと思えば、続く「ペドラーズ」へと展開すると、メンバーの立つ場所もフラッグチェックの空間に様変わり。演奏の疾走感をぐっと引き上げるような映像演出も相まって、スタジオの熱気は一気に高まっていった。

谷中敦(Baritone Sax)(撮影:勝永裕介)

谷中敦(Baritone Sax)(撮影:勝永裕介)[拡大]

今年でデビューから33年を数えるスカパラだが、全面LEDのセットの中でライブを行うのは今回が初めてのこと。谷中敦(Baritone Sax)はMCで「リハのときからびっくりしてるけど、このLEDがすごい。こんなのやったことないね!」とスタジオを見回し「めちゃくちゃ興奮して、今もう最高に幸せです。これからも映像がいろんな世界に連れていってくれると思うので、僕らもいろんな世界に連れていきます」と笑顔を見せた。

東京スカパラダイスオーケストラ(撮影:勝永裕介)

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「2022年はもっともっとみんなに……会いたいね! 行くぜ、マツリー!」という茂木欣一(Dr)の声から「会いたいね。゚(゚´ω`゚)゚。」になだれ込むと、LED画面にはいくつものウィンドウや「。゚(゚´ω`゚)゚。」の顔文字が表示され、スカパラメンバーがバーチャル空間に飛び込む様子を描く同曲のミュージックビデオのような世界観が現出した。この曲のコラボ相手である長谷川白紙と作り上げたカオティックなサウンドを9人が圧倒的な演奏力で描き切ると、ここからは「Tokyo Ska Medley マツリー Special」と題されたメドレーコーナーへ。NARGO(Tp)が手にする“光る鍵盤ハーモニカ”とLED空間のきらめきが完全にリンクした「SKA ME CRAZY」から始まったこのメドレーでは、スカパラが次々に紡ぎ出してゆく彩り豊かな楽曲と、楽曲に合わせてダイナミックに景色を変える映像演出が視聴者の目と耳を楽しませた。

「Paradise Has No Border」パフォーマンスの様子。(撮影:勝永裕介)

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そして、メドレーのラストを飾った「Paradise Has No Border」では、カメラの向こう側でライブを楽しむファンとつながるスペシャルな演出も。演奏をリードするGAMO(Tenor Sax)が「今日はどこが一番盛り上がってるんだ!?」とおなじみの呼びかけをすると、メンバーの背後のLEDパネルにたくさんのファンのリアルタイム映像が映し出された。思い思いにリズムに乗り、笑顔でアピールするファンにメンバーも手を振って応じる。熱い応援を背に受けたバンドの演奏にも一層の熱が宿り、茂木は曲を終えるなり「今のすごかったな。こんなことできるんだね、すべての人に感謝! ホントに素敵な祭になってます」と思いを語った。

茂木欣一(Dr)(撮影:勝永裕介)

茂木欣一(Dr)(撮影:勝永裕介)[拡大]

コロナ禍によって日々の暮らしが変わり始めた2020年の春に“本当の春”が早く訪れることを願い作られた「倒れないドミノ」では、カラフルに移りゆく色彩の中で茂木が澄んだ歌声を響かせ「こんなときだからこそこの曲をしっかり鳴らして、皆さんが本当の春を迎えられるようにバックアップしていきたい」という9人の思いを、それぞれの場所で画面を見つめるファンの元へと届けた。

東京スカパラダイスオーケストラ(撮影:勝永裕介)

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水が滴り、波紋がゆらめく映像世界の中で沖祐市(Key)が繊細かつダイナミックなキーボードプレイを見せて観る者を圧倒した「水琴窟」が披露されるとライブも佳境。ここで9人はこの日のゲスト・GEN(04 Limited Sazabys)をステージに招き入れ、「銀河と迷路」をコラボでパフォーマンスした。ジャケットスタイルのGENがカメラの前に現れスカパラのメンバーと笑顔を交わすと、無数の星がきらめく銀河がLED画面いっぱいに広がる。GENは持ち前のハイトーンボイスを生かしたボーカルを存分に聴かせ、華やかに楽曲を彩っていた。

「銀河と迷路」のパフォーマンスの様子。(撮影:勝永裕介)

「銀河と迷路」のパフォーマンスの様子。(撮影:勝永裕介)[拡大]

曲を終えて改めてスカパラメンバーに歓迎され、加藤隆志(G)が「めちゃくちゃ感激した!」と声をかけると、GENは「気持ちが走りすぎて歌がどんどん前に行っちゃって」と照れ笑いを浮かべた。そして10人はさらなるコラボとして、04 Limited Sazabys「swim」を披露することに。「困難が多い世の中ですけど、乗り越える術もあふれてる。スカパラの音楽が力となって、皆さんの心が晴れるようにと願って。皆さんの未来に光が差しますように!」とGENが視聴者へ伝えたのを合図に、10人の背景には水が勢いよく弾ける。お互いのパッションに触発される2組の熱演によって、ライブ空間には心地よい高揚感が広がっていった。

東京スカパラダイスオーケストラ(撮影:勝永裕介)

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コラボパフォーマンスで最高潮まで引き上げられたテンションのまま、スカパラのライブはラストナンバーの「DOWN BEAT STOMP」へ。大森はじめ(Per)が谷中と肩を組んで視聴者に笑顔を送ったり、北原雅彦(Tb)や加藤が最前線で楽器を吹き鳴らしたりとアグレッシブに攻める中、マイクを握ったGAMOは「“君にサチアレ”! マツリー最高!」と、リリースを控えるニューシングルもしっかりアピール。心踊るパワフルな裏打ちのリズムと圧倒的なバンドアンサンブルで“PARADISE BOX”からあふれ出すほどの熱狂を作り上げた9人は「ありがとう!」と視聴者に何度も手を振って、笑顔でライブの幕を下ろした。

東京スカパラダイスオーケストラとGEN(04 Limited Sazabys)。(撮影:勝永裕介)

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「マツリー vol.2」では、視聴チケットを購入すると「PARADISE BOX」のほか、7ORDERによる日替わり企画「7days Happy Jack!」や一番面白いアイドルを決める大喜利大会「おもカワ~アイドル大喜利タッグトーナメント~」など、すべてのコンテンツを本日2月6日(日)23:59まで何度も楽しむことができる。チケットの販売は21:00まで。詳細については、「マツリー vol.2」の特設サイトで確認を。

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マツリー vol.2 東京スカパラダイスオーケストラ「PARADISE BOX」2022年1月30日 セットリスト

01. めくれたオレンジ
02. ペドラーズ
03. 会いたいね。゚(゚´ω`゚)゚。
04. SKA ME CRAZY
05. ルパン三世のテーマ
06. A Night In Tokyo
07. Paradise Has No Border
08. 倒れないドミノ
09. 水琴窟
10. 銀河と迷路 w / GEN(04 Limited Sazabys
11. swim w / GEN(04 Limited Sazabys)
12. DOWN BEAT STOMP
※04~07はメドレー

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