「懐かしい未来」は高校時代サッカー部で、その後も高校サッカーに熱い思いを抱き続ける森山が作詞作曲を担当し、上白石が歌唱を担当した楽曲で、森山は「一つの限られた季節を駆け抜ける若者たちの刹那と、その背中にいつかの自分を照らし合わせ見守る人々の思いを描いた作品です。100回という歴史を表現するに値する音楽に出会えたと信じています」とコメント。また上白石は「直太朗さんの発案で、高校サッカーの映像にデモの曲をのせた4分くらいの映像を作ってくださったんですが、レコーディング前にお風呂で見て号泣してしまって。みんなが本当にこの一瞬にかけているということに心を揺さぶられました」と制作エピソードを明かしている。
上白石萌音 コメント
今回、直太朗さんが作詞・作曲された曲を歌わせて頂くので、直太朗さんが託してくださる気持ちに応えなきゃという責任感と、「よっしゃやるぞ」という熱が湧きました。
直太朗さんの発案で、高校サッカーの映像にデモの曲をのせた4分くらいの映像を作ってくださったんですが、レコーディング前にお風呂で見て号泣してしまって。みんなが本当にこの一瞬にかけているということに心を揺さぶられました。選手だけでなく、それを支えるマネージャーさんや先生、ケガで出られなかった選手たちなど、フィールドにいる11人だけがサッカーをしているわけではないということを強く感じましたし、高校サッカーに関わる方々の隅々まで、応援歌に込められた想いが届くように真っ直ぐ歌おうと思いました。今回の応援歌が高校生達の支えになったらうれしいです。
歌詞の中には、「きっと終わりじゃない」、「君は一人じゃない」といった、くじけそうになった時にすくい上げてくれる言葉がたくさんあり、お守りになるのではないかと思います。
森山直太朗 コメント
高校サッカーを愛する一人の人間として、記念すべき100回大会の曲を作らせていただける、こんなに光栄なことはありません。
そして兼ねてからご一緒したいと思っていた
「懐かしい未来」という曲。
一つの限られた季節を駆け抜ける若者たちの刹那と、その背中にいつかの自分を照らし合わせ見守る人々の思いを描いた作品です。
100回という歴史を表現するに値する音楽に出会えたと信じています。高校サッカーの舞台となり数々のドラマや伝説が生まれたあの国立競技場に彼女の真っ直ぐ包み込むような声でこの歌が響き渡ることを想像すると、ほとばしる気持ちを抑えることが出来ません。
無心でボールを追いかけ、声を掛け合う選手たち、それを見守る皆さんの景色に少しでも近づけたら、こんなに素晴らしいことはありません。
この大会の成功と、世代を越えて時空を越えて、この歌が愛されるものになることを心から願っています。
日本テレビスポーツ局 プロデューサー岡本和孝
高校サッカーを経験した人同士が大学生や社会人になって出会ったら、まずは「3年の時の大会は誰が応援歌だった?」という会話になるそうです。年末に開幕し、年明けに決勝を迎える高校サッカーは、「何年前?」というのが難しく、また「誰が活躍した?」と言っても、1年、2年で活躍する選手もいるので、いつの大会か特定するのが難しいとか・・・。そんな中、応援歌の話をするのが一番良いのだとか・・・。また、視聴者の間でも「『大迫半端無い』の87回大会は、いきものがかりだったよね」と語られるくらい、応援歌が大会を象徴する存在になっています。
第100回を迎える今大会の応援歌は、高校サッカー部出身の森山直太朗さんに作詞・作曲して頂き、上白石萌音さんに歌って頂くことになりました。高校サッカーを愛する森山直太朗さんの熱い想いと、上白石萌音さんのまっすぐな歌声が、高校生達を強く後押ししてくださると思います。さらには、この応援歌が節目となる100回大会の「前」と「後」を繋ぎ、歴史に残る応援歌になることを期待しています。
音楽ナタリー @natalie_mu
上白石萌音と森山直太朗が「高校サッカー」応援歌でコラボ、上白石はレコーディング前に風呂で号泣
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