2011年に公開された「サウダーヂ」は、監督の
山梨のヒップホップクルーsitllichimiyaのラッパーである田我流が猛役を担当。シャッター街でこの国の現状をフリースタイルでラップする姿は高く評価された。本作は第33回ナント三大陸映画祭でグランプリとなる金の気球賞、第26回高崎映画祭で最優秀作品賞を受賞。第85回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画6位となった。なおK's cinemaでの公開期間中は、同じく空族が制作した「国道20号線」「FURUSATO2009」の上映も予定されている。
空族 コメント
土方・移民・ヒップホップ
2011年に公開した「
そして、、、あれから一体何が変わったのだろうか?
精司がバブル時代を幻視し猛がラップしながら歩いた、あのアーケード街のシャッターは今も閉まったままでいる。ポルトガル語の「サウダーヂ」という言葉には失われたものへの郷愁とともに未来への祈りが込められているという。
「サウダーヂ」を公開したその年、福島で人災としては最悪の核爆発が起こり、わたしたちはもう二度と後戻りできなくなってしまった。
あれから10年─。
“災害と疫病と分断”のこの時代に「サウダーヂ」は新たな意味を持ち始めている。
音楽ナタリー @natalie_mu
田我流が主演務めた映画「サウダーヂ」デジタルリマスター版上映決定(コメントあり)
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