Novelbright、夢見た場所で果たした約束「これからもあなたの隣で歌い続ける」

Novelbrightが7月11日に大阪・大阪城ホールでワンマンライブ「大阪城公園で交わした約束『2年以内にあっちで会いましょう』を実現するワンマンat大阪城ホール」を開催した。

メジャー1stアルバム「開幕宣言」のリリースツアー「～新章・開幕宣言～ Major 1st Full Album『開幕宣言』Release Tour」のファイナルとして行われた本公演。当日は万全の新型コロナウイルス感染症対策が施された会場に約5000人のファンが集結した。

レーザーライトが飛び交う中、Novelbrightはアルバムのタイトルトラック「開幕宣言」でライブをスタート。続いてメジャーデビュー曲「Sunny drop」や「おはようワールド」を披露し、ライブ序盤から疾走感あふれるステージを展開した。

竹中雄大（Vo）は「僕たちのことを応援してくれてる人が、まだこんなにいたんですね」と感慨深げに会場を見渡し、「僕たちはずっとアリーナ童貞だったので（笑）。今日はせっかくの城ホールだし、みんなの一体感が見たいので、でかい拍手をもらえたら！」と呼びかける。地鳴りのような拍手を浴びた彼は「僕は生きていくうえで音楽が必要だと思ってて。ただ飯を食って、服を着て、寝るだけの生活に、生きてる意味をあまり見出せないと思う。今日は勇気を出して会場に来てくれたことをすごく幸せに、うれしく思うので、皆さんの日頃のストレスや不安だったりを僕たちの音楽で吹き飛ばせるように、気持ちを込めて歌いたいと思います」と語った。その後、Novelbrightは「夢花火」や「ツキミソウ」といったバラードナンバーを演奏。さらにサポートメンバーの村山☆潤（Key）によるピアノと竹中によるボーカルのみで「愛結び」がじっくりと披露された。

ライブ後半、バンドは「Phantom」「PANDORA」「さよならインベーダー」で迫力のある演奏を繰り広げ、映画「犬部！」の主題歌「ライフスコール」も初披露した。竹中は「僕たちは2019年12月に大阪城公園での路上ライブを卒業する最後に、『2年以内にあっちで会いましょう！』ってカッコつけたんです。実は今日のライブ前にも、記者の方から『次の夢は何ですか？』みたいに煽られて、『5年以内にドームツアーをやります！』ってまんまと言っちゃいました」と笑う。そして「僕もここにたくさんのロックバンドのライブを観に来ました。僕たちが夢見た大阪城ホールで、みんながブチ上がってるのを見たいんです！」と語り、「Walking with you」「青春旗」とアッパーなロックチューンを畳みかけた。

「僕はこの5人なら、ここにいるみんなとなら、なんだってやれると思ってます。Novelbrightはみんなの希望の星に、新たな輝きになれるように名付けたバンドだから。これからもあなたの隣で歌い続けるから、一緒にバカみたいな夢を見て、一緒に叶えてください。出会ってくれて、見つけてくれてありがとう！ もっともっと恩返ししていくから見ていてください！」という涙ながらの言葉とともに、竹中はラストナンバー「拝啓、親愛なる君へ」を歌唱。アンコールでは「フェアリーテール」を披露し、約3時間にわたる約束のライブを締めくくった。

このライブの模様はABEMAにて7月18日（日）23:59までアーカイブ配信されている。