今回の「月刊フラカンFEVER」には
主催者であるフラカンは最新アルバム「36.2℃」の収録曲「産声ひとつ」を1曲目にプレイ。さらに「ピースフル」「NUDE CORE ROCK'N'ROLL」といった疾走感あふれるナンバーがき、鈴木圭介(Vo)は軽快な踊りも挟みながら会場のボルテージを上昇させていった。MCでは2019年にラジオ番組内の対バン企画「ラジオで生対バン」でヒグチと共演したときの話題なり、鈴木は「すごいもん見たなと思って、お誘いして」と当時のことを回顧。また、今回披露された「深夜高速」のカバーについて「最初の歌もよかったね……! 原曲を超えるのはやめにしましょうよ(笑)」と絶賛した。その後、フラカンは壮大な展開を見せる「こちら東京」などを次々に畳みかけ、鈴木によるハーモニカプレイや竹安堅一(G)のソリッドなギターソロを含む熱いステージングで観客を魅了。鈴木が「メンバーチェンジなし! 活動休止なし! ヒット曲なしでも止めるつもりなし! 4人そろってフラワーカンパニーズ。今年で活動開始32周年、永遠によろしく!」と叫んだあとには、「いましか」がエモーショナルに響きわたった。
アンコールではフラカンとヒグチがコラボレーションし、双方のファンを喜ばせる。まずはヒグチのバラード曲「恋人よ」が披露され、ピアノの音色とバンドの演奏、ボーカル2人の歌声が絶妙にマッチ。そして5人は最後にフラカンの楽曲「夜空の太陽」をセッションし、会場が高揚感で包まれる中で「月刊フラカンFEVER 2021 vol.5」を締めくくった。
なおこのライブの模様はStreaming+を通して有料生配信された。アーカイブ映像の配信は明日6月6日23:59まで。
「月刊フラカンFEVER 2021 vol.5」2021年5月31日 新代田FEVER セットリスト
ヒグチアイ
01. 深夜高速
02. 前線
03. ラジオ体操
04. 縁
05. 東京にて
06. mmm
フラワーカンパニーズ
01. 産声ひとつ
02. ピースフル
03. NUDE CORE ROCK'N'ROLL
04. DO DO
05. 元少年の歌
06. 青い春
07. こちら東京
08. いましか
09. チェスト
10. YES, FUTURE
<アンコール>
11. 恋人よ
12. 夜空の太陽
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フラワーカンパニーズ、ヒグチアイの「深夜高速」弾き語りに感服「原曲を超えるのはやめましょうよ」 https://t.co/v8S30btnWs