BUDDiiS初のワンマンライブで“バディ”に届けた11人のパワー「これからいろんな景色を見ていけたら」

BUDDiiSが5月2日にワンマンライブ「BUDDiiS vol.00 ～LIVE SHOWCASE～」を生配信した。

BUDDiiSは2020年9月に結成され、同じ月に行われたONE N' ONLYのオンラインライブでお披露目されたダンス＆ボーカルグループ。今回のライブは彼らにとって初めてのワンマンライブで、当初は有観客での実施が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で、公演は無観客の配信ライブに変更された。ファンと同じ空間で“新たな一歩”を踏み出すことは叶わなかったが、メンバーはフレッシュなパフォーマンスで全10曲を披露。この日のために用意した新曲もたっぷりとファンに届け、BUDDiiSの個性を印象付けた。

ライブはFUMINORIの「皆さん今日は最高の1日にしていきましょう！」という呼びかけでスタート。メンバーは笑顔でカメラにアピールしながら、軽やかに体を弾ませた。2曲目に届けられたのは、BUDDiiS初のオリジナル曲であるさわやかなラブソング「CLICK ME」。続いて新曲「ALIEN BOY」のパフォーマンスも初披露され、メンバーは11人の大所帯を生かした華やかなダンスと、にぎやかなボーカルリレーで視聴者を楽しませる。

自己紹介を終えると、YUMAは「（無観客は）寂しいですけど、画面の向こうまで元気を届けられるようにがんばります」、TAKUYAは「11人のパワーを届けて、一緒に盛り上げられるようがんばります！」と意気込んだ。ライブ中盤にはKEVIN、MORRIE、SHOOTのボーカル組が美しいハーモニーを響かせた菅田将暉「虹」のカバー、MORRIEのソロ曲「幸せになって笑って」、ダンサーチームのパワフルなパフォーマンスパートなど、1人ひとりがそれぞれのスキルを存分に発揮するセクションも。WAZZ UP「YEAH」のカバーを披露し終えると、メンバーは「最高！」「楽しい！」と、喜びをあらわにしていた。

終盤に用意された「Under The Sea」「Brighter」の2曲もこの日初披露された新曲。夏を先取りするような「Under The Sea」は清涼感のあるサウンドと楽しげなシンガロングパートが印象的な楽曲で、本編ラストの「Brighter」はKEVINがこの日のために書き下ろした。FUMINORIが「画面の向こうの皆さんもクラップしていきましょう！」と呼びかけるとメンバーは手拍子を鳴らし、穏やかな表情でこの曲をパフォーマンス。最後は横1列になって体を揺らし、深いお辞儀でライブ本編を終えた。

アンコールではSNS上に書き込まれる感想を読み上げ、ファンとのコミュニケーションを楽しんだBUDDiiS。ここではBUDDiiSのファンネームが「バディ」に決まったことも発表され、FUMINORIは「これからBUDDiiSとバディでいろんな景色を見て歩んでいけたら」と視聴者に呼びかけた。さらに、この日初披露された「CLICK ME」が5月19日に、「ALIEN BOY」が5月26日に配信リリースされることも発表に。メンバーは「みんなのより近くで楽曲を届けられる」と喜び、「チェックよろしくお願いします！」と声を合わせた。11人は、この日2度目の「CLICK ME」を披露して、初のワンマンライブを締めくくる。FUMINORIは最後に「僕たちBUDDiiSはBUDDiiSらしく、皆様にエンタテインメントを届けていきます！」とバディに向けて誓っていた。

BUDDiiS「BUDDiiS vol.00 ～LIVE SHOWCASE～」2021年5月2日 セットリスト ※カッコ内はオリジナルアーティスト

01. ALRIGHT（WAZZ UP）
02. CLICK ME
03. ALIEN BOY
04. 虹（菅田将暉）
05. 幸せになって笑って
06. DANCE SHOWCASE
07. YEAH（WAZZ UP）
08. Under The Sea
09. Brighter
＜アンコール＞
10. CLICK ME