スペースシャワーTVが主催するライブイベント「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2007」のファイナル公演が、11月11日に東京・LIQUIDROOM ebisuで行われた。
今回のスペシャ列伝は通常と異なり、全国6会場を回るツアー形式での開催。
ツアー最終公演となったリキッドルームでは、スペシャの人気番組「チャート★コバーン」のMCを務める鹿野淳がフロアDJを務め、会場の空気をあたためた。この日トップバッターを飾ったmonobrightは、ニューアルバム「monobright one」の収録曲を中心に6曲を披露。持ち味のハイテンションな演奏でアッという間にフロアの熱気を上げて行く。残り2曲となったとき、桃野陽介(Vo,G)は「残り2曲に全部つめこみます!今までの曲は全部忘れてください!」と言い放ち、彼らを初めて観た観客をも爆笑させていた。
続いて登場したNICO Touches the Wallsは「ノンストップ、どアッパーな曲ばかりお送りします!」という光村龍哉(Vo,G)の言葉どおりに、こちらも激しいライブでオーディエンスを魅了。ライブの熱さとMCでのクールさのギャップが、観ている側をさらに惹きつけるライブだった。
3番手のDOESは、おなじみのシングル曲がズラリと並んだセットリスト。独特な歌詞の世界とスリーピースバンドならではのガッチリとしたサウンドが不思議なハーモニーをかもし出し、オーディエンスを引き込んでいくようなステージを展開した。ラストの「明日は来るのか」ではイントロでフロアから大きな歓声が沸き、最後にふさわしい盛り上がりを見せた。
そして、トリを飾る9mm Parabellum Bulletの登場でこの日の盛り上がりは最高潮に達した。ライブでの定番曲はもちろん、11月14日リリースのアルバム「Termination」からも新曲を披露。自分たちのパワーをフロアに叩きつけるような、それでいてラフになりすぎない緊張感の漂う演奏が続く。アンコールの「sector」を含めた10曲のステージをやり遂げた4人に、フロアから惜しみない拍手が送られた。
この日のライブの模様は12月26日、スペースシャワーTVで特別番組として放送予定。ライブ映像のほか、各バンドのオフショットなどもオンエアされる。
公演情報
イベント「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2007」
- 2007年11月11日(日) 東京 LIQUIDROOM ebisu
<セットリスト>
[monobright]
01.20th Century Lover's Orchestra
02.未完成ライオット
03.R+C
04.まぼろし
05.紅色ver.2
06.頭の中のSOS
[NICO Touches the Walls]
01.武家諸法度
02.アボガド
03.泥んこドビー
04.image training
05.(My Sweet)Eden
06.そのTAXI,160km/h
[DOES]
01.修羅
02.色恋歌
03.赤いサンデー
04.サブタレニアン・ベイビー・ブルース
05.ロストワールド
06.三月
07.明日は来るのか
[9mm Parabellum Bullet]
01.Heat-Island
02.Mr.Suicide
03.Sleepwalk
04.Discommunication
05.Psychopolis
06.Battle March
07.Sundome
08.marvelous
09.Talking Machine
EN.sector
番組情報
スペースシャワーTV「スペースシャワー列伝 JAPAN TOUR 2007」
- 2007年12月26日(水)21:00~22:30
Kaori @Kaori_pjunk
ふと発掘してみたらどっからどう見てもごちそうすぎて血眼でタイムマシン探しに行きたい案件について。NICOモノブラDOES9mmってとんでもないしセトリもとんでもねえな…!!!!
スペシャ列伝2007ライブレポ- http://t.co/Y5rYqklcOG