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サカナ、amazarashiのPVが文化庁メディア芸術祭優秀賞に

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本日12月8日、第14回文化庁メディア芸術祭受賞作品が発表され、エンターテイメント部門においてサカナクション「アルクアラウンド」とamazarashi「夏を待っていました」のビデオクリップがそれぞれ優秀賞を受賞した。

文化庁メディア芸術祭とは、メディア芸術の振興を目的としてCG-ARTS協会が文化庁、国立美術館とともに主催する祭典。ゲーム・WEB・音楽などが対象作品となるエンターテインメント部門のほか、マンガ部門、アート部門、アニメーション部門の4部門が設けられ、芸術性と創造性に優れた芸術作品を表彰する。

サカナクション「アルクアラウンド」は今年1月にリリースされた彼らの2ndシングルで、ビデオクリップは人気映像ディレクター関和亮が手がけたもの。山口一郎(Vo, G)の歩く姿を1台のカメラで追った緊張感ある映像が大きな支持を受け、YouTubeでの再生回数は現在までに236万回以上を記録している。

一方、amazarashi「夏を待っていました」は、6月にリリースされたメジャー第1弾ミニアルバム「爆弾の作り方」のリード曲としてビデオクリップを制作。amazarashiのシンボルであるてるてる坊主がダークな色彩で描かれた、ストーリー性の高い作品だ。

なお、この受賞に際し、サカナクションの山口一郎と監督の関和亮はコメントを発表した。

受賞者コメント

サカナクション 山口一郎
名誉ある素晴らしい賞を頂いたという事でメンバー、スタッフ一同非常に嬉しく思っております。このMVを観るたび思い出すのことは、現場で様々に変化していった撮影プランに柔軟に対応していくチームワークと、関監督の子供のまま大人になったような垢抜けない笑顔です。音楽と映像がより密接な関係を成すようになったこの時代に、関監督と僕らが結びついて生まれたこの作品が、これから映像に関わろうとしている若者達に何らかの善作用を齎すきっかけになれば幸いだと、僕は切実に願っております。ありがとうございました。

関和亮監督
今回メディア芸術祭エンターテイメント部門にて優秀賞という素晴らしい賞を頂くことが出来ました。ありがとうございます。この作品を作る際作者の山口氏から「歌詞が大切な楽曲なので、歌詞をテーマに映像を。」というリクエストが有りました。そこで考えたのが歌詞の視覚化です。流れる時間の中で刻々と変わる心の変化というものを文字が見えて来る~解らなくなるといった映像手法で表現しました。意味も含め映像がループする構成になっています。全てを1カットで撮影することでループを実現しているのですが、その撮影が一番苦労しました。

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