白上フブキ、星街すいせいら豪華共演のホロライブ全体ライブ2DAYS終幕

12月22日に東京・TACHIKAWA STAGE GARDENにてホロライブの所属アーティストが出演する無観客配信ライブ「hololive 2nd fes. Beyond the Stage Supported By Bushiroad」の2日目の公演が開催された。

2日目のトップバッターは、ホロライブ4期生・姫森ルーナが担当。画面上に多数のハートマークが踊る中、姫森ルーナはキュートに「はじめてのチュウ」を歌い、視聴者を魅了した。続く天音かなたがDECO*27の「ゴーストルール」を力強く歌い上げてライブを勢い付けると、ステージ上に4期生5人が集結。彼女たちは人気のボカロ曲「ロキ」で個性あふれるかけ合いを繰り広げた。

ムービーの上映を挟み、ロボ子さん、白上フブキ、夏色まつり、アキ・ローゼンタール、星街すいせいといった総勢12名が横並びにそろうと、彼女たちは初日公演で最後に歌われた「キラメキライダー☆」をパフォーマンス。メンバーは視聴者に「いくよ！」「せーの！」といった呼びかけながら歌い、ライブの一体感を高めていった。各メンバーの自己紹介のあとには、夏色まつりの「No.1」を皮切りに、各メンバーがソロパフォーマンスを繰り広げた。ロボ子さんは優雅な舞いとともにオリジナル曲「アザミナ」をパフォーマンス。白上フブキが「Say!ファンファーレ！」を歌いながら「はい！はい！」と拳を振り上げれば、コメント欄には「はい！はい！」と彼女の呼びかけに続く書き込みであふれた。またアキ・ローゼンタールは体全体を使った美しいダンスを披露しながら民族音楽調の「シャルイース」を歌い上げた。戌神ころねはゲーマーの間で根強い人気がある「ハロハロナリヤンス音頭」を歌唱。この曲が使用されたゲームにちなんでスクリーンは大量のちくわの画像であふれ、カオティックな映像演出を交えたパフォーマンスが繰り広げられた。

星街すいせいが伸びやかな高音ボーカルで歌い上げた「NEXT COLOR PLANET」を経て、ライブは後半戦へ。メンバー同士がユニットを組んで楽曲を披露するコーナーのトップバッターを務めたのは大空スバル、白上フブキ、百鬼あやめ、大神ミオの4人によるFAMS。4人は息の合ったダンスとともに「花ハ踊レヤいろはにほ」を歌った。さらに「おかころ」の相性で親しまれている戌神ころねの猫又おかゆコンビが「メテオ」で息ピッタリのパフォーマンスを展開するなど、普段の配信などで交流があるアーティスト同士のコラボの数々が披露された。

戌神ころね、猫又おかゆ、白上フブキの3人は腕を大きく回しながら「羞恥心」を熱唱。それに続く夏色まつり、星街すいせい、不知火フレアはGARNiDELiAの「Lamb.」のカバーで複雑なフォーメーションダンスまでコピーしてみせて、ファンを驚かせた。ユニットコーナーのトリを務めた白銀ノエルと不知火フレアは、Easy Popのボカロ曲「ハッピーシンセサイザー」をデュエット。2人は時折視線を交わし合いながらペアダンスを踊り、親交の深い2人の関係性を伺わせるパフォーマンスで視聴者たちの心を打った。

各メンバーが2021年の目標を口にしたところで、ライブは最終盤へ。初日公演と同じく最後の曲では“AR演出”が施され、出演者たちがまるで画面から飛び出してきたのような映像演出にファンは大喜び。12人が「Shiny Smily Story」を歌い終えると、チャット欄にはメンバーに向けて多数の感謝の言葉が書き込まれ、2日間にわたって計50曲以上が披露されたホロライブの全体ライブ「hololive 2nd fes. Beyond the Stage Supported By Bushiroad」はフィナーレを迎えた。