the telephonesが「SUPER DISCO Hits!!!」を開催したのは約5年ぶり。今回は3日間それぞれ異なる内容で展開され、初日は「YOUNG(2005-2011)」と銘打ち初期の楽曲を、2日目は「SEXY(2012-2019)」と銘打ち2012年から2019年までにリリースされた楽曲を演奏。最終日は「NO DISCO!!! vs ALL DISCO!!!」と題して、“DISCO”がタイトルに冠された楽曲とそれ以外の楽曲を対決形式で披露した。ここでは19日公演の模様をレポートする。なお本公演では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、フロアへの椅子の設置や歓声の制限などの感染防止対策が実施された。
冒頭で石毛輝(Vo, G, Syn)が「両手を上げてくれ! 魂を解放して踊ろうぜ!」と叫んで、ライブは11月4日にリリースされたニューアルバム「NEW!」の収録曲「Here We Go」でスタート。続く「Monkey Discooooooo」では、観客による大音量のハンドクラップがフロアに鳴り響き、石毛はそれに応えるかのようにブリッジしながらギターソロを披露した。MCでは石毛が「3日間やってよかった、初日と2日目のいいとこ全部出てる」と、オーディエンスのリアクションや自分たちの演奏に手応えを感じている様子。さらに「なんか、いいな。活動再開してよかった」とボソっとつぶやき、満足気な表情を浮かべていた。
中盤には観客参加型の対決企画が用意された。この企画は、「NO DISCO!!!」「ALL DISCO!!!」と銘打たれたそれぞれのブロック内で、メンバーが観客の中から参加者を1人ずつ選び、その2人に各ブロック内で歩数計を付けてもらうというもの。勝敗は歩数計のカウント数で決まる。「Baby,Baby,Baby」から始まる「NO DISCO!!!」ブロックでは、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)がフロア前方にいた男性を指名。「ALL DISCO!!!」ブロックでは、岡本が「何度も目が合うのよ、演奏中に!」と、2階席にいた男性を選んだ。それぞれのブロックで熱演が繰り広げられ、序盤以上に手応えを感じた様子の石毛は、「このライブがやれて俺たちは救われた。俺たちのスタッフも救われた。みんなに愛とディスコを贈りたい」とオーディエンスに感謝の気持ちを伝えた。
アンコールでは対決企画の結果が発表された。「NO DISCO!!!」ブロックの歩数計は2564回、「ALL DISCO!!!」の歩数計は3307回をカウント。この結果を受け、「ALL DISCO!!!」ブロックで歩数計を付けていた男性の希望に応えて、メンバーは「D.E.N.W.A」をパフォーマンス。そして最後に彼らは「Urban Disco」を力強くプレイしてステージをあとにした。
the telephones「SUPER DISCO Hits!!!」2020年12月19日 渋谷duo MUSIC EXCHANGE セットリスト
01. Here We Go
02. Monkey Discooooooo
03. RIOT!!!
04. DISCO AGE MONSTERS
05. Say DISCO
06. Tequila,Tequila,Tequila
07. Thank You Disco!!!
08. kiss me, love me, kiss me
09. Baby,Baby,Baby
10. Yeah Yeah Yeah
11. electric girl
12. A A U U O O O
13. sick rocks
14. oh my DISCO!!!
15. A.B.C.DISCO
16. I Hate DISCOOOOOOO!!!
17. Do the DISCO
18. Love&DISCO
19. D.E.N.W.A
20. Urban Disco
the telephones @thetelephonesjp
【メディア】
先日開催された「SUPER DISCO Hits11!!!〜3Days Show〜」のライブレポートがナタリーにて公開されております!!
是非ご覧下さい!
https://t.co/ywEs6MlOMB https://t.co/4IULe0U52C