白を基調とした衣装を身にまとい、おなじみのSEに合わせてステージに登場したMMMは「Unity」を皮切りに7曲をノンストップで披露。さわやかな笑顔を浮かべつつ、オーディエンスを煽ったり、フロアを巻き込んでジャンプを繰り広げたりして会場のボルテージを上昇させていった。最初のMCでは場内に飾られたメンバー直筆のサイン入りの巨大な紙について触れ、kanaが渥美かな、momoが藤崎もも、shinoが伊藤詩乃に改名したことをそれぞれファンに報告。伊藤は「週刊プレイボーイ」で渥美がグラビアに初挑戦したことを例に挙げ、「フルネームになったことでマルコムとしても個人としても活躍できる部分が増えたらうれしいです」と今後の活動に対する意気込みを語った。
その後、MMMは伊藤のキーボードの演奏と共に「faith(PIANO ver.)」をしっとりと歌唱。「みんなとの楽しい時間が永遠に続くように、全身全霊をかけて歌います」という宣言のあとには、ロックチューン「Bordeaux」やフラワーカンパニーズ「深夜高速」のカバーをテンション高く畳みかけていく。ライブ中盤には4月25日に東京・TSUTAYA O-WESTでワンマンライブが開催されること、2月24日にニューシングル(タイトル未定)がリリースされることが発表され、フロアから盛大な拍手が沸き起こった。2021年も止まらずに走り続けていくことを誓った3人は、ここからラストスパートとして再び怒涛のパフォーマンスを展開。10月にリリースされたニューシングルの表題曲で、今回のライブタイトルにもなっている「Have a good day」をはじめ、計6曲を駆け抜けるように披露した。
アンコールでは渥美がこのライブのタイトルに言及し、「『Have a good day』は対バンで1人でも多くの人と遊べる曲を、ということで誕生したんですよ。それがワンマンのタイトルになっているのは私たちの最近の課題と関係していて。その課題は対バンイベントで結果を残していくということなんです」と語り始める。彼女は「イベントのあとにみんなが『マルコムが楽しかったよ』って言ってくれるのはすごくうれしいんですけど、今の私たちはそれを『100%本当だよ』と言えるような証拠を作れてなくて」と続け、「もっといろんな人に認めてもらえるグループになるためには、結果を残していかなきゃいけないんです。そういう思いを共有して、フロアだけじゃなくてみんなと一緒に成長していけるグループになりたいと思っています」と力強い言葉をファンに伝えた。
そしてMMMは新曲「Grow」で勢いよくライブを再開。さらに「faith」「Sunrise」を立て続けにパフォーマンスし、大盛り上がりの中でVeats Shibuya公演を締めくくった。
なお楽天チケットでは1月31日までこのライブのアーカイブ映像の視聴チケットを販売している。
Malcolm Mask McLaren「Malcolm Mask McLaren ONE MAN LIVE Have a good day」2020年12月20日 Veats Shibuya セットリスト
01. Unity
02. like this sneakers
03. LaLaLa
04. My Beat
05. UNFINISHED
06. Light on!!
07. 公園へあと少し
08. faith(PIANO ver.)
09. 蛹
10. Reach you my thoughts
11. Bordeaux
12. 深夜高速
13. Will
14. Casablanca
15. Have a good day
16. The Idiot's Song
17. the power of…
18. Existence
19. Darlin'
20. myself
<アンコール>
21. Grow
22. faith
23. Sunrise
J_ROCKNews @J_ROCKNews
Malcolm Mask McLaren個人名の改名を発表!O-WESTワンマン開催と新シングル発売も決定 https://t.co/F695sjJmx2