YA/NAは引退にあたってコメントを発表。「今年の夏に局所性ジストニアという症状であることを医師から診断され、治療を断念したからです」と引退理由を述べている。局所性ジストニアについては「普段の生活では痛みも苦しみも無く普通に過ごせるのですが、ドラムを叩くときに限り、ペダルを思うように踏めずプレイに支障をきたす、神経のバグのような現象になります」と説明しており、ZEPPET STOREが再結成した2011年頃からすでに症状が出ていたという。YA/NAはバンド脱退を考えていたが、「ドラマー辞めても音楽辞めなければバンドに居なよ」というメンバーの声があったため、この先もバンドに在籍するとのことだ。
ZEPPET STOREは1989年結成のロックバンド。1995年に
12月26日の無観客配信ライブのチケットは、ZAIKOで販売中。
YA/NA コメント
ZEPPET STOREのファンの皆様へ
私YA/NAは、2020年12月26日のライブ演奏をもちまして、ドラマーを引退することにいたしました。
急な発表で驚かれることかと思いますが、突然の公表となり申し訳ありません。
引退の理由は、今年の夏に局所性ジストニアという症状であることを医師から診断され、治療を断念したからです。
この症状は、普段の生活では痛みも苦しみも無く普通に過ごせるのですが、ドラムを叩くときに限り、ペダルを思うように踏めずプレイに支障をきたす、神経のバグのような現象になります。
これは、ZEPPET STOREが再結成した頃にはすでに患っていた症状で、それに気づかず、ずっとキックのコントロールに悩み続けながら、常に模索したり葛藤しながら試行錯誤して向き合っていました。
打つ手立ても無くなり、やれる限りをやり尽くして、ずっと引退も意識してましたが、ここ数年は関わっているバンドのアニバーサリーなどが続き、タイミングも悩んでいたのも事実です。
それでもドラムをやっている以上は食らいついて、オーディエンスには楽しんでもらいたい、メンバーには迷惑をかけたくないという一心でした。
しかし、今年の頭にジストニアという病名を知ってから、全てに合点がいき納得し、悩んでいた見えない苦悩から解き放たれて、とても気持ちが楽になりましたし、これからは意のままにならないドラミングと格闘をしなくて済むんだなと、少し救われたのも本音です。
ドラムはずっと今まで、ステージでは全身全霊を込めて必死に叩いてきた自負もありますので、辞めることには後悔はありませんし、むしろ僕のようなドラマーが様々な凄く素晴らしいミュージシャンの方々と、数えきれないくらい沢山ご一緒にプレイをさせていただき、幸せを与えてくれたことも奇跡ですし、言葉にできないくらい贅沢なドラム人生でした。
それもこれも全て、ZEPPET STOREがあったからのことであり、ZEPPET STORE冥利に尽きます。
そして、ドラマー引退とともにZEPPET STOREを脱退するつもりでいましたが、メンバーと話し合った結果、「ドラマー辞めても音楽辞めなければバンドに居なよ」と言われ、想定外だったので心の準備もできぬままこの先も在籍する運びとなりました。
メンバー愛を心から改めて深く感じ、どんな形かわかりませんが、メンバーとしてこれからもZEPPET STOREに恩返しを続けていきたいと思っています。
これからのドラマーはサポートになるとは思いますが、ZEPPET STOREの今後の活動も引き続き応援をどうか心からよろしくお願いいたします。
ZEPPET STORE無観客配信LIVE「TO OUR FUTURE」
配信日時:2020年12月26日(土)20:00~
配信チケット販売URL:https://skzreg.zaiko.io/_item/333808
ZEPPET STOREのTV・ラジオ出演情報
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1226はZEPPET STORE観るよ!楽しみ☆(*´艸`*)
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