「10万分の1」は、
白濱は冒頭で「この映画を撮影したのが2年くらい前なので、ついに公開できたな!という気持ちがありますし、こういった状況の中ですがお客さんの顔を見ながら舞台挨拶ができてうれしいです」とコメント。自身の役作りについては、「僕が演じた蓮くんは終始莉乃のことを大切に思っているキャラクターなので、優しい表情だったり温かい目でいることを意識しました」と語った。
莉乃の祖父役を務めた奥田は、撮影現場での白濱たちについて「役そのものになりきって、それぞれが自然体で演じていた。この映画が持つテーマをちゃんと理解して自分のものにしていて、とても優秀な俳優陣でした」とコメント。そして白濱とは飲み友達だったことを明かし、「コロナ禍前にしこたま飲んだとき、『お前いい体してるな、見せろ』と言ったら『はい!』って服を脱いで見せてきたんですけど、次の日白濱は何も覚えてないって(笑)」と続けると、白濱は「そうなんです。その日は奥田さんに丁寧に家まで送ってもらいました」とはにかんだ。奥田はそんな白濱を「楽しく飲める友であり、息子のようでもあります」と形容し、改めて共演のよろこびを語った。
一方白濱はかねてから奥田の実孫と交流があることについて言及し、「ディズニーランド連れて行く約束していてまだ行けてないので、行かないとですね」と発言。奥田は「孫にとって亜嵐は憧れの人だから、本人を目の前にするといつも照れちゃう。でも昔孫が王子様に憧れているっていうから『亜嵐くんは王子様?』って聞いたら、『ううん、王子様じゃない』と言っていたので、亜嵐もただの男なんだなと思って(笑)」とほほえましいエピソードを披露した。
終盤で白濱は、配信番組の企画でGENERATIONSのメンバーと本作を鑑賞し、メンバーに映画のキャッチコピーを考えてもらったことを報告。「一番号泣していた小森(隼)のコピーがよかったので発表します」と意気揚々と話し始めるも、「えっと……“キュン”と“ぴえん”が入り交じる……人との距離がある今だからこそ……誰かのためを思って……みたいな?」とうろ覚えのまま紹介し、観客の笑いを誘った。そして最後に平が、「こんなご時世なのでいろいろ感じ方も変わってくると思うんですが、皆さんも今周りにいる方を大切にして一緒に人生を歩んでいっていただけたら。この作品が皆さんの記憶に残る、心に残る作品になっていったらうれしいです」と観客に語りかけ、イベントを締めくくった。
音楽ナタリー @natalie_mu
【イベントレポート】白濱亜嵐「10万分の1」GENERATIONS小森考案のキャッチコピーをうろ覚えで紹介
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