11月11日、
今回のツアーは8月にリリースされたミニアルバム「The Party」を携えて、10月上旬からスタート。JOE(Dr)、秦野猛行(Key)、白田一秀(G)、中間英明(G)、TAKASHI(B)、Tomo(Cho)の6人をバンドメンバーとして従え、5会場9公演が行われた。
定刻ぴったりに暗転すると、SEにあわせてメンバーが次々とスタンバイ。重厚なドラムにあわせてオープニングナンバー「Down」のイントロが始まると、「The Party」のジャケットで着用していたストライプのジャケットに黒いシルクハットを被ったKenが登場。拡声器を使いながら、激しいナンバーでオーディエンスの興奮を高めていく。
スピード感ある「Spin Along」「Speed」といった楽曲を次々と投下し盛り上げた後は、JOEとTAKASHIの卓越したプレイをフィーチャーしたソロコーナーへ。続いて爆音のイントロとともに、赤いチェックの膝丈スカートに白いブラウスという女子高生ファッションに着替えたKenが現れ、会場に悲鳴のような歓声がこだました。
そして同じく女子高生に扮したTomoとともに、ハードロック調にアレンジされたt.A.T.uの「All The Things She Said」を熱唱。Kenはスカートをはためかせながら楽しげにパフォーマンスを繰り広げ、ツアーのコンセプトであるパーティ感を演出する。その流れで披露された「T.P.I.T.P.」では、Kenのマスコットキャラクター・ラグベベちゃんが登場。キュートな衣装を着た彼のかわいらしいダンスに、オーディエンスのテンションはさらに加熱した。
白田と中間のギターバトルを経て、終盤ではKenがギターを手に「In Physical」「ETERNAL REST」などを熱演。シリアスな空気が漂う中で本編は幕を閉じた。
アンコールタイムに突入すると、Kenがトラ柄のスカートに着替えたラグベベちゃんと一緒に仲良くステージに再登場。オーディエンスと協力しながら缶バッジプレゼント大会を実施すると、会場はほのぼのとした空気に。Kenは笑顔で「なんか不思議な気分です。好きなことをしてたら、ニコニコした人たちが集まってくれて、前回のツアー以上に気持ちのいいライブができました。ありがとう」とファンに感謝を伝えた。
その後、バンドメンバーを呼び戻し、おなじみのCOLDPLAY「Viva La Vida」のカバーを皮切りに、「Please don't leave me」「Save me」を立て続けに演奏。ライブはこれで終了のはずだったが、観客の拍手が鳴り止まずダブルアンコールがスタートする。Kenは「一発ぶちかまそうぜ!」と叫ぶと、ライブの冒頭で披露された「Down」「Spin Along」をプレゼント。前半以上に伸びのある声と激しいパフォーマンスで、ツアーファイナルを飾った。
KenのTV・ラジオ出演情報
関連商品
タグ
リンク
- Ken OFFICIAL WEB SITE
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
女子高生姿に会場興奮!Ken全国ツアーは熱狂の渦に http://natalie.mu/music/news/40530