[山崎まさよし] 服部良一100周年公演で豪華カバー

作曲家・服部良一氏の生誕100周年を記念したトリビュートアルバムのリリースに続き、昨日11月1日に東京国際フォーラムで彼の功績をたたえる記念コンサートが開催。徳永英明、ASKA、山崎まさよし、佐藤竹善、一青窈ゴスペラーズらが出演した。

東京交響楽団の演奏をバックに行われたゴージャスなトリビュートコンサート。服部良一氏の名作の魅力を改めて味わえる貴重な公演となった。

東京交響楽団の演奏をバックに行われたゴージャスなトリビュートコンサート。服部良一氏の名作の魅力を改めて味わえる貴重な公演となった。

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戦後の日本ポップス史に残るたくさんの名曲を作曲し、1993年にこの世を去った服部良一氏。彼のポップスにかける情熱は息子・克久氏や孫・隆之氏に受け継がれており、この日のコンサートも2人が中心となって企画された。

このコンサートでは現代のポップス・ロック界を支える、さまざまなアーティストが出演。良一氏が残した名曲をそれぞれのスタイルで熱唱した。徳永英明は淡谷のり子の「別れのブルース」、山崎まさよしは笠置シズ子の「ホームランブギ」、ゴスペラーズは高峰秀子の「銀座カンカン娘」を披露。また、徳永が「壊れかけのRadio」、山崎が「One more time,One more chance」などの自曲を克久氏・隆之氏による新アレンジに乗せて歌う一幕もあり、集まった5000人の観客を大いに沸かせた。

コンサートの最後には、全出演者が良一氏の代表曲「東京ブギウギ」を合唱。偉大なヒットメーカーの生誕100周年を祝う盛大なイベントのラストを飾った。

公演情報

服部良一生誕100周年記念コンサート

  • 2007年11月1日(木) 東京 東京国際フォーラム

    <出演者>
    ・服部克久
    ・服部隆之
    ・森山良子
    ・徳永英明
    ・佐藤竹善
    ・山崎まさよし
    ・一青窈
    ・ゴスペラーズ
    ・ASKA
    ・レフレール

    <セットリスト>
    [第1幕]
    01.オープニング
    02.胸の振り子(霧島昇) / 森山良子
    03.別れのブルース(淡谷のり子) / 徳永英明
    04.一杯のコーヒーから(霧島昇、ミスコロムビア) / 佐藤竹善
    05.ホームランブギ(笠置シズ子) / 山崎まさよし
    06.音楽畑 / 服部克久
    07.王様のレストラン / 服部隆之
    08.ハナミズキ / 一青窈
    09.壊れかけのRadio / 徳永英明
    10.ひとり / ゴスペラーズ
    11.飛翔 The HAWK / 服部克久

    [第2幕]
    12.HERO~新撰組 / 服部隆之
    13.はじまりはいつも雨 / ASKA
    14.One more time, One more chance / 山崎まさよし
    15.Eleanor Rigby / 佐藤竹善
    16.People / 森山良子
    17.華麗なる一族 / 服部隆之
    18.鯨のボレロ / 服部克久
    19.晩秋のアダージョ / 服部克久
    20.自由の大地
    21.昭和モダン / 山崎まさよし
    22.アデュー上海へ
    23.蘇州夜曲(霧島昇) / ASKA
    24.ブギウギメドレー / レフレール
    25.東京の屋根の下(灰田勝彦) / 一青窈
    26.銀座カンカン娘(高峰秀子) / ゴスペラーズ
    27.青い山脈
    28.シアワセノカタチ / 森山良子・佐藤竹善
    29.東京ブギウギ
    30.蘇州夜曲~エピローグ / 服部克久・服部隆之

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