ZOC、メジャーデビューの一歩を踏み出した涙の再始動ワンマン「絶対幸せにします」

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ZOCが昨日10月1日にワンマンライブ「AGE OF ZOC」を東京・中野サンプラザホールで開催した。

ZOC「AGE OF ZOC」の様子。(Photo by Masayo)

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ZOC「AGE OF ZOC」の様子。(Photo by Masayo)

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7月中旬から活動を一時休止し、8月末に配信サーキットフェス「@JAM ONLINE FESTIVAL 2020」で活動を再開したZOC。“再始動ワンマン”と称されたこのライブは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため動員数を抑えて行われ、その模様はStreaming+とGYAO!を通じて生配信された。

ZOC「AGE OF ZOC」の様子。(Photo by Masayo)

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開演時刻を迎えステージの幕がゆっくり上がると、スモークに包まれた藍染カレン、香椎かてぃ、西井万理那、巫まろ、大森靖子、舞踊家のrikoの6人が姿を現す。大森のシャウトでライブの口火が切られると、彼女たちは「ZOC実験室」をパフォーマンス。瞬く間に会場は熱気に包まれる。さらに6人はZOC流のEDMナンバー「SHINEMAGIC」を披露し、冒頭から会場を盛り上げていった。

巫まろ(Photo by Masayo)

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この日最初のMCで6人は感染症対策のため、手拍子とペンライトだけで楽しむよう観客に注意喚起を行う。そして香椎の「変な男と付き合ってるの誰? ZOCちゃんのことだけ見てよ」という前口上に続けて、6人は「断捨離彼氏」ですぐさまパフォーマンスを再開した。巫のセリフから始まったポップチューン「チュープリ」では、ここまでの荒々しく激しいパフォーマンスとは一味違うアイドルグループらしいキュートな一面を見せつける。各メンバーのソロパートがめまぐるしく入れ替わる「IDOL SONG」では、個性豊かなメンバーの魅力が凝縮して届けられ、会場は幸福感で満たされていった。

藍染カレン(Photo by Masayo)

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続いてライブは各メンバーのソロパフォーマンスのブロックに突入。西井が自分の顔が描かれたうちわを片手に「それな!人生PARTY」を歌い先陣を切る。続けて香椎が「仮定少女」を地面に倒れこむような激しいダンスと共にエモーショナルに歌唱し、巫は「まろまろ浄土」をかわいらしく歌い上げた。その後、真っ赤なドレスに身を包んだ藍染が裸足でステージに登場。「紅のクオリア」で伸びやかな歌声を中野サンプラザに響かせる。大森は強烈なシャウトと共に「非国民的ヒーロー」で観客を魅了。熱を帯びていく大森の歌唱に観客はペンライトで応戦した。さらに大森はステージに座り込み「死神」を絶唱。大森の隣で真っ黒な衣装を身にまとったrikoがひたすら踊り続けるという強烈なパフォーマンスが届けられた。

ZOC「AGE OF ZOC」の様子。(Photo by Masayo)

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再びステージに6人がそろうと、大森の楽曲「マジックミラー」を歌い、力強く美しいユニゾンをこだまさせる。さらにZOCは「ピンクメトセラ」「draw (A) drow」と大森のカバーを連投。ライブ終盤にかけて観客のボルテージを高めていく。本編最後に6人は、大森の「誰のことが嫌いでもいい。殺したいやつが何億人いてもそれでいい。目に見える人に、優しくしてください。私も目に見えるすべての人を音楽で幸せにしたいと思ってます。ZOCのメンバーもそう思っています。私の音楽が届いた人の、メンバーが届けた人の、愛を、センスを信じてこれからもやっていこうと思います」という言葉に続けて「A INNOCENCE」を披露。晴れやかな歌声を目の前の観客とカメラ越しの視聴者に届け、舞台を後にした。

大森靖子(Photo by Masayo)

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雅雀り子(Photo by Masayo)

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ZOC「AGE OF ZOC」の様子。(Photo by Masayo)

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鳴りやまないアンコールの拍手を受け、6人は再びステージへ。大事なお知らせとしてavex traxからメジャーデビューすることを発表。さらに今まで“舞踊家”としてライブに参加していたrikoが雅雀り子という名前でZOCに正式加入することが告げられ、会場は温かい拍手に包まれた。最後の各メンバーのMCでは、藍染が「いろいろありましたけど、会いに来てくれること、見てくれてることが何よりも幸せです」と感極まる姿を見せ、加入が発表されたばかりのrikoこと雅雀は「敬愛している靖子ちゃんと靖子ちゃんの作品と、本当に大切なZOCのメンバーを、誰よりも大切にしていくので、今日から正式なメンバーとしてがんばります!」と意気込みを語る。香椎は「メジャーデビューが決まってみんなが喜んでくれて本当にうれしいですし、続けてこれてよかったって思いました」、西井は「皆さんがこれからも自信を持って愛せるアイドルになるようにがんばります。よろしくお願いします」と涙ながらに言葉をつむいだ。巫は「メジャーデビューはみんなやZOCから卒業されたメンバー全員が積み上げきたものが絶対にあると思うので、それを無駄にしないように、まろが入ってよかったって思っていただけるように、精一杯がんばりたいと思います」と思いを届ける。その後大森が「自分のできることをメンバーに対してもファンの方に対しても全力でやっていきたいと思います。絶対幸せにしますので付いてきてください。よろしくお願いします」と感情をむき出しに語り、MCを締めくくった。最後に6人は「ZOCと一緒に時代を作っていけると思ってます」という言葉と共に新曲「AGE OF ZOC」をファンに捧げる。ここまでの感動的な空気を一変させるようなZOCらしいハードなパフォーマンスが届けられ、熱狂の渦の中彼女たちの再始動ライブは幕を閉じた。

なおこの公演は10月6日23:59までアーカイブ映像を配信中。チケットは10月6日18:00まで販売されている。

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ZOC「AGE OF ZOC」2020年10月1日セットリスト

01. ZOC実験室
02. SHINEMAGIC
03. 断捨離彼氏
04. GIRL'S GIRL
05. チュープリ
06. ヒアルロンリーガール
07. イミテーションガール
08. IDOL SONG
09. それな!人生PARTY(西井万理那ソロ)
10. 仮定少女(香椎かてぃソロ)
11. まろまろ浄土(巫まろソロ)
12. 紅のクオリア(藍染カレンソロ)
13. 非国民的ヒーロー(大森靖子ソロ)
14. 死神(雅雀り子ソロ w/大森靖子, sugarbeans)
15. マジックミラー
16. ピンクメトセラ
17. draw (A) drow
18. family name
19. A INNOCENCE
<アンコール>
20. AGE OF ZOC

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