DISH//がファンと共に歌い、思い、乾杯した夜「僕らが強く。」初披露の配信ライブ

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DISH//が本日8月29日に生配信ライブ「DISH// SUMMER AMUSEMENT '20『Tasty Activity』」を実施した。

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本来であれば、この日は山梨の富士急ハイランド・コニファーフォレストで2年連続となる野外ライブを開催するはずだったDISH//。新型コロナウイルス感染拡大の影響でスラッシャー(DISH//ファンの呼称)と同会場で楽しむライブの実現は叶わなかったが、代替として行われた生配信ライブにも野外ライブと同様「DISH// SUMMER AMUSEMENT ’20」というテーマを掲げ、全19曲の熱演を画面越しに届けた。

北村匠海

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4人が最初に演奏したのは、昨年の「DISH// SUMMER AMUSEMENT '19」で本編のラストを飾った「DAWN」だった。緑の装飾と松明の火でまるで野外の会場のように装飾されたライブハウスを舞台に、北村匠海(Vo, G)は冒頭から力の込もった歌声を響かせ、矢部昌暉(Cho, G)、橘柊生(DJ, Key)、泉大智(Dr)もパワフルなコーラスの声を重ねる。「勝手にMY SOUL」「NOT FLUNKY」と視聴者を煽るようなアッパーチューンを連投すると柊生は「踊れー!」と呼びかけ、思い切り頭を振って盛り上がる4人の熱気もぐんぐんと高まっていった。

泉大智

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柊生のラップと歌声が印象的に楽曲を彩る「コトダマ」ののちには彼が作詞作曲した「Loop.」がドロップされ、心地よくクールダウンしたムードを届けた4人。ギターを置いた匠海はバンドセットの奥に設置された一段高いステージに上がり、大きなLEDビジョンに映し出される万華鏡のようなグラフィックの前で1人ゆったりとしたダンスステップを踏んだ。さかいゆうが作曲し、匠海が作詞したミドルバラード「Shape of Love」で匠海と昌暉が柔らかく歌声を重ねると、この日最初のMCへ。匠海は「直接会えない分、観てくれているスラッシャーの力を直に得てアガるということが難しいので、もう今日はね、みんなでアドレナリン“フル全開”でやろうと!」とこの日のライブにメンバーが懸ける意気込みを明かす。彼が「な、大智!」と呼びかけると、大智は「当たり前だろ!」と言ってバスドラムを乱打した。

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ここから展開したのは、「あなたが聴きたいDISH//の曲トップ5」という企画。DISH//のファンクラブ会員を対象に集めたリクエストのトップ5を順に披露していくというもので、5位から2位までのランキングが映し出されたビジョンを見たメンバーは1曲ずつ思い出を振り返りながらトークを進めていく。匠海はランキングの結果に「懐かしい気持ちになれたし、スラッシャーの選曲に救われた部分もあった」とコメントした。5位から順に「Rock Your Baby Rock」「求愛ラブダンス」「Starting Over」「THE PHANTOM」とメドレー形式で演奏したのち、匠海は1位の曲について「めちゃくちゃ意外だったけど、この曲は昔、夢の武道館に立つことを目指していた僕らが歌った曲。若かりし僕らの思い出が詰まった楽曲でもあるし……今、みんなが夢に向かう道で足止めをくらっているような中で歌うのは、意味があると思います」と思いを語る。そして4人は、1位に選ばれた2015年発表の「夢旅」を、息の合った演奏でスラッシャーへと贈った。

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「まだまだDISH//楽しんでいきますよ!」という匠海の声を合図に突入したライブの後半は「JUMPer」でスタート。DJブースから飛び出した柊生を匠海と昌暉はステージの最前線で迎え、3人はステップの上で歌ったりドラムを叩く太智に接近したりと大暴れする。続く「ビリビリ☆ルールブック」では匠海がハンディカメラを手に舞台上を闊歩。“匠海カメラ”に無邪気な笑顔で応えるメンバーの姿が画面に大写しになるたび、配信画面のコメント欄もスラッシャーの賑やかな反応で盛り上がった。そして「HIGH-VOLTAGE DANCER」では匠海、昌暉、柊生によるエネルギッシュな“ダンスロック”のパフォーマンスがスラッシャーを一層沸かせる。勢いの止まらない4人のテンションは「愛の導火線」で最高潮に。ステージの手前に設置されたお立ち台に立つ昌暉は無心でギターをかき鳴らし、柊生は手にしたスモークキャノンを何度も噴射して大智を笑わせる。匠海は何度も飛び跳ねながらこの曲を歌い、あふれる熱気をカメラの向こうへ届けていた。

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ひと呼吸置いて、匠海はここで新曲「僕らが強く。」について語り出した。配信リリースされたばかりのこの曲は、メンバーが今感じる思いをマカロニえんぴつのはっとりが曲に反映し、楽曲提供したロックバラード。「この曲は、聴いてくれるみんなで歌う、思う……強く生きることで完成するのかなと。『共に』っていう言葉がしっくりきます」と曲への思いを語った匠海は「この曲を僕らが歌っているときは、きっと日本で一番強い、まっすぐ光のほうへと進むエネルギーがあふれると思います」と言ってタイトルコールする。柔らかくも力強いバンドアンサンブルの上で、匠海はひと言ひと言に思いを詰め込んだ力の限りのボーカルを聞かせ、4人が曲に託したメッセージをまっすぐに発信した。

あいみょんが提供したフォーキーな「へんてこ」、そして同じくあいみょんが作詞作曲を手がけ、今やバンドの代表曲となった「猫」が届けられるとライブはクライマックスへ。最後の曲を前に、柊生は「皆さんも一緒に参加してほしいなって。声出したり手叩いたりするのって家族の前だと恥ずかしいのわかるからさ(笑)、飲み物準備して。一緒に乾杯しよう!」と呼びかけた。マグカップを手にしたメンバーと会場のスタッフ、そしてコメントをするスラッシャーが「乾杯!」と声を合わせると、DISH//の4人が作詞作曲した「乾杯」へ。無数のシャボン玉が空間に放たれる中、リラックスムード全開のメンバーはお互いの挙動や表情を笑い合いながら、弾むような歌声を響かせた。

ライブを終え、紙皿投げをするDISH//。

ライブを終え、紙皿投げをするDISH//。[拡大]

最後に匠海は「今日は本当に楽しいひとときを過ごせたし、観ているみんなもあったかい気持ちになれたんじゃないかなと思います」とDISH//を代表してコメントした。去り際に昌暉が足を滑らせて尻もちをつくというハプニングも4人の笑い声を増幅させ、最後まで楽しげなムードが漂っていた生配信。柊生はいつものライブのように「また遊ぼうな!」とスラッシャーに呼びかけ、ステージをあとにした。

DISH//「DISH// SUMMER AMUSEMENT '20『Tasty Activity』」2020年8月29日 セットリスト

01. DAWN
02. 勝手にMY SOUL
03. NOT FLUNKY
04. コトダマ
05. Loop.
06. Shape of Love
07. Rock Your Baby Rock
08. 求愛ラブダンス
09. Starting Over
10. THE PHANTOM
11. 夢旅
12. JUMPer
13. ビリビリ☆ルールブック
14. HIGH-VOLTAGE DANCER
15. 愛の導火線
16. 僕らが強く。
17. へんてこ
18. 猫
19. 乾杯

※記事初出時、曲名の表記に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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