GLAY、TERU＆HISASHIが初出演ニコ生で爆笑トーク連発

昨日10月13日、GLAYのTERU（Vo）とHISASHI（G）がニコニコ生放送「ニコラジ」に生出演。番組パーソナリティのやまだひさしとともに、1時間20分にわたりトークを繰り広げた。

「ニコラジ」はやまだひさしがパーソナリティを務めるラジオ形式のプログラム。この日はGLAYにとって10枚目のアルバム「GLAY」の発売日だったことからアルバムの話題を中心に展開。番組来場者数は終了時点で3万2045人、コメント数は24万5000コメントにのぼる大盛況となった。

番組の冒頭ではニコニコ動画プレミアム会員が100万人を突破したことを記念して、TERUとHISASHIが花束を持ってブースに登場。ひとしきりニコニコ生放送に関する話で盛り上がった後、「GLAYトピックス」なるコーナーがスタートした。このコーナーはTERUとHISASHIに、ニコニコ動画でおなじみの用語について回答してもらう形で進行。拍手を表現する「8888888」、カッコいいことを表現する「TERU△HISASHI△（TERUさんカッケー、HISASHIさんカッケー）」などのお題が出題されたが、TERUは「TERU△」を「TERU山さん？」と答えたり「『8888888』は『ヤーヤーヤー』かと思った！」とコメントしたりとユニークな回答を連発。画面はユーザーからのツッコミコメントで埋め尽くされ、大盛り上がりとなった。

番組の中盤ではニューアルバムにまつわる話をたっぷり披露。「『GLAY』はレーベルを新しく立ち上げた僕らにとって、2ndステージの第1歩となるようなアルバム。イチからスタートする意味で作った」とTERUが明かせば、HISASHIは「（10曲入りにしたのは）僕らがアナログ世代だから。自分たちが聴いてきたLPの形をイメージして、曲数や分数も制限してみたんです」と語った。

その流れを汲む形で、続くコーナー「全曲センテンス解説」では、アルバム収録曲をTERUとHISASHIが交互に解説。タイトルの頭文字から話し始める形で、各曲の聴きどころや魅力をアピールしたが、ハードルの高いお題に2人は大苦戦。「汚れなきSEASON」についてTERUが突然「健康的な……」と語り始めたかと思えば、「WASTED TIME」解説時にHISASHIが「運転中の皆さん！」と突然呼びかけるなどユニークな発言が続出した。

しかし、コーナー終盤になると2人は興味深いエピソードを次々と披露。ビデオクリップで押井守監督とのコラボレーションが実現した「Satellite of love」については、HISASHIが「最高です！」と押井守の魅力を熱弁。ラストナンバー「Chelsea」についてTERUは「ちょっと前まではこういう青春パンクナンバーは恥ずかしかったんだけど、今は自分たちに自信があるからどんな曲でも歌えるようになった」と明かした。

その後、番組では押井守とのコラボレーションが実現した「Satellite of love」、そして先行シングル「Precious」のビデオクリップを配信。そして「ニコラジ」恒例の「コメント全読み」を挟み、エンディングトークへ。HISASHIは「新しいメディアとして伝わるメッセージがあって新鮮で良かったな。楽しかったです」とコメント。TERUは「自由だし、密だし。ユーザーのコメントがダイレクトに入ってくるし、これからを感じさせるし、新しいよね。いろんなアーティストに広めていきたい」とニコ生初出演の感想を明かした。

「ニコラジ」出演後コメント

——ニコニコ生放送に初出演してみていかがでしたか？

TERU　お互いに聴いてくれてる人と、メッセージ発信している側がコミュニケーションを取れるのがすごく楽しかったですね。普通のラジオだと自分たちが発信するだけなんですけど、今日は自分が発したひと言ひと言にユーザーから反応が返ってきて。今度自分の番組でTwitterを使ったりして取り入れてみたいですね。

HISASHI　ユーザーが楽しみ方を選べるのが新しかったですね。聴くだけの人もいれば、参加する人もいて。コミュニケーションが生まれるし、人が行動を起こしてエネルギーが生まれる瞬間が、他のメディアにはない魅力でした。聴いてる人が何人いるっていうのがわかるのも面白かった。

——今後ニコニコ生放送でレギュラー番組を持ってみたいという希望はありますか？

TERU　やまちゃんみたいにパーソナリティがいてくれたほうが、余裕を持って楽しんでしゃべれるかなって思うんですよね。自分で番組をやるとコメントが見られない気がして（笑）。でもまたゲストを連れて「ニコラジ」にお邪魔したいです。