定刻の20:00を迎えるとメンバーがSEに乗ってステージに登場し、最後に姿を現した柳田周作(Vo)が「ジュブナイルに捧ぐ」を歌い始めてライブはスタート。1曲目から激しいパフォーマンスを見せた彼は「最高の1日にしましょう!」と画面の向こうのファンに呼びかけた。続く「揺らめいて候」では吉田喜一(G)がギターソロを奏でている間、桐木岳貢(B)と柳田が競い合うようにプレイする場面が切り取られるなど、ライブカメラはさまざまなアングルからファンにライブの臨場感を届けた。
「胡蝶蘭」「illumination」といったバラードのあと、4人は「解放宣言」で再び熱量の高いパフォーマンスを見せる。黒川亮介(Dr)と吉田のギターによる短いセッションを挟み、初披露となる新曲「パーフェクト・ルーキーズ」を歌い終えた柳田が「フロアからメンバーを観たい」とフロアに下りてカメラで遊んでいると、メンバーのいたずらで次曲がスタートしてしまう。柳田は慌ててステージに戻り、「No Matter What」を歌唱。郷里・九州の旧友を思い浮かべて書いたというこの曲で彼は、画面越しにシンガロングを求め「次また会える日まで、絶対覚えておいてください!」と笑顔を見せた。
バンドの代表曲「夜永唄」を歌い終えた柳田は、「神サイが始まってから5年が経ちました。音楽を嫌いになりかけたこともありましたが、この4人で肩を組みながら、なんとか今日この日までバンドを続けることができました」とこれまでの活動を振り返る。そしてこの日発表されたVirgin Musicからのメジャーデビューに向けて「これからより一層、ガンガン、グイグイ飛躍していく神はサイコロを振らないの4人と、チーム神サイをどうかこれからも末永くよろしくお願いします!」と意気込みを語った。
この日最後に演奏されたのは、7月17日にリリースされるメジャー第1弾シングル「泡沫花火」。機材トラブルで小休止を余儀なくされるも、メンバーは動じることなくバンド結成当初のエピソードを話し始め、待ち時間もファンを楽しませる。柳田は「バンド始めた当初は、ここまで本気になれるものとは思っていなくて」「間違いなく言えるのは、今まで応援してきてくれた、今観ていただいている、これから応援してくれる皆さんのおかげです、本当にありがとうございます」とファンへの感謝の気持ちを語り、郷愁感に満ちた同曲を改めてパフォーマンス。演奏を終えると深々を頭を下げ、ステージをあとにした。
なおこのライブの模様は、7月31日(金)21:00から8月31日(月)23:59まで「新体感ライブ CONNECT」で見逃し配信される。
神はサイコロを振らない Streaming Live「理-kotowari-」2020年7月10日 WWW X セットリスト
01. ジュブナイルに捧ぐ
02. 揺らめいて候
03. 胡蝶蘭
04. illumination
05. 解放宣言
06. アノニマス
07. パーフェクト・ルーキーズ
08. No Matter What
09. CLUB 27
10. 夜永唄
11. 泡沫花火
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メジャー決定の神はサイコロを振らない、無観客ライブで躍進誓う「ガンガン、グイグイ飛躍していく」 https://t.co/xV6agB90L4