パスピエが“回分構造”の新曲「202 OTO 505」、ライブシュミレーション音源を発表

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パスピエの新曲「202 OTO 505」がYouTubeで公開された。

パスピエ「TUI」メインビジュアル

パスピエ「TUI」メインビジュアル

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「202 OTO 505」は2020年5月5日を“20200505”のデジタル数字で表示すると左右対称になるという成田ハネダ(Key)のアイデアをもとにした新曲。歌詞やメロディ、リズム、コード、アレンジを対称にするという試みによる“回分構造”が取り入れられている。

またパスピエは本日5月5日にライブイベントを開催する予定だったが、実施発表もできないまま当日を迎えることになった。このため該当ライブを綿密にシミュレーションし、メンバー個々でリモート収録をした音源「シミュレーション Live audio『TUI』」を完成させた。この音源をストリーミング再生できるデジタルチケットが本日から5月10日までの期間限定でパスピエのオンラインショップで販売中。ファンクラブでは会員に向けて、メンバーが自宅から近況や今作の制作過程、今後について自由に話すリモート映像を加えた“meeting版”も販売される。

※動画は現在非公開です。

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成田ハネダ(Key)コメント

そもそもは、思いつき。

5月5日、20200505をデジタル数字にしたら左右対象じゃないか!と。
これまで回文作品(?)を制作してたバンドとしてはこの日に何かできたらな、と考えてました。

YouTubeで公開する予定の「202 OTO 505」は
歌詞、メロディー、リズム、コード、アレンジを全て対称にするという試みで取り掛かった曲です。

特定の日にちに目掛けて音楽を作っていくのは、ライブもまた同じくということもあり、
公開日である5月5日、実は今回の音源作品と同名のTUIというライブを企画していました。

日程のみ発表、何をするのか詳細等は後日改めて、という段取りで進めていたのですが、
周知の通り日々変わる状況の中、開催発表もしないという判断に至りました。
ただ、この宙に浮いてしまった日に、音を同時に共有するのは難しくても作品は残せるのではと思い、
本来するはずだったセットリストをリモート録音、そして完成までをメンバー自身で手掛けて作りました。

音源作品としたのは、対個人に向けての意味合いを濃く感じれたこと、また、ライブが普通にできるようになる日に向けて、
映像は余白として想像を広げてもらえたら、という期待を込めました。
シミュレーションlive audio「TUI」、楽しんでいただけたらと思います。

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