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スガシカオ、デビュー記念日にポルノグラフィティ岡野昭仁とかけすぎトーク&コラボ

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スガシカオがデビュー23周年記念日である2月26日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、ライブ&トークイベント「第3回かけすぎジャンボリー」を開催した。

「かけすぎジャンボリー」は料理に調味料や食材をかけすぎる人たちが参加する、スガが部長を務める“かけすぎ部”の企画。現在開催中の弾き語りツアー「SUGA SHIKAO -Hitori Sugar Tour 2020- 明日、君の街に歌いに行くよ」の合間に行われたこのイベントには、岡野昭仁(ポルノグラフィティ)が“かけすぎサポーター”として出演し、スガとコラボセッションやトークを2時間にわたって繰り広げた。

スガと岡野は開演時刻ぴったりにふらりと登場。岡野が「よろしくお願いします! 岡野昭仁 from ポルノグラフィティです」と挨拶すると、スガは「この画、ヤバくない?」と2人でステージに立っていることの感慨を口にする。そしてスガの「ここに至るまでに練習してきたのですが……」という言葉に続き、岡野がポルノグラフィティの「オー!リバル」を歌い出すと、客席から高揚した空気が立ち上った。岡野の伸びやかな声にスガがコーラスを添え、軽やかにギターストロークをすると場内の熱気が上昇。アウトロを弾き終えた2人が手を止めると、大きな拍手がホール内にこだました。続いての1曲は、スガがカラオケでよく歌っているという「ハネウマライダー」。この曲でも2人は息の合ったハーモニーとセッションを聴かせ、ミュージシャンとしての相性のよさを観客に印象付けた。

ここでスガが退場し、岡野1人のステージに。岡野は長年のスガファンであることを公言し、「スガさんに聴いてもらいたい曲」という紹介から「瞳の奥をのぞかせて」をじっくりと歌い上げる。岡野は昨年9月に東京・東京ドームで開催したデビュー20周年記念ライブでこの曲をスガに聴かせたかったというエピソードを明かし、歌えてスッキリしたと晴れやかな表情を浮かべた。さらに彼は「大変な時期ですが、伏し目がちになるとき、明るくなる時間を届けるのが使命ですので」と昨今の世情を慮り、弾むような声で「ギフト」をアコースティックギターをかき鳴らしながら届けた。

続いて始まったのは、「あればあるだけかけちゃう かけすぎ部トーク」のコーナー。ステージに大量のパルメザンチーズや岩下の新生姜グッズが並べられた机が用意される中、スガが岡野を“かけすぎサポーター”として迎えファンや知人のアーティストたちから寄せられた「かけすぎ報告」の写真を吟味していく。大量のネギが乗ったもやしラーメン、大量の紅生姜が乗った牛丼などさまざまな写真をスクリーンで眺める中、岡野がかけすぎ部発足時に入部申請をしたのにスガにスルーされた一件を暴露し会場は爆笑の渦に包まれた。大量の写真を審査した末に、もっともインパクトがあったかけすぎ写真は、大量の青海苔がかかった焼きそばの写真に決定。岡野は「こんな素晴らしい時間に立ち会えてうれしいです」と語り、スガは協賛会社から受け取ったグッズを惜しげもなく客席に配ってトークコーナーは終了した。

その後のライブパートでは、まずはスガがギターの弾き語りで「労働なんかしないで 光合成だけで生きたい」と「Progress」の2曲をパフォーマンス。深い余韻が残る中で「24年目に入ったぜ! こうなったら俺は死ぬまでやるぞ!」と宣言し、盟友とも言える森俊之(Key)を呼び込み「発芽」をセッションした。さらにスガは沼澤尚(Dr)も呼び込み、森を交えながら代表曲でもある「アストライド」や、自身の母親について歌った「ヤグルトさんの唄」を披露し、盤石のアンサンブルでオーディエンスを魅了した。

「コノユビトマレ」「19才」「ストーリー」の3曲を連続でプレイしたのち、再び岡野がステージに。スガの「昔、テレビで一緒にやったことがある」という紹介から続いたのは「黄金の月」。岡野が1番のメインボーカルを務めたのち、2番ではスガがメインボーカルを取り、大サビでは2人で伸びやかなハーモニーを響かせる。歌い終えた瞬間、2人は顔を見合わせてガッツポーズを決めた。ゲスト陣を送り出したスガは「またみんなで会えるようにがんばっていきましょう」とファンに語りかけ、デビュー記念日最後の1曲として「アシンメトリー」をプレゼント。「また会おう! 24年目もよろしく!」という言葉をもって「第3回かけすぎジャンボリー」に幕を下ろした。

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