ORIGINAL LOVEの企画によるライブイベント「Love Jam vol.5」が、1月25日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われた。
「Love Jam」は
トップバッターのCorneliusは
「今日はブッ飛んでる人たちばかりですけど、次の人は今日本で一番ブッ飛んでんじゃないかな。今一番好きなアーティストです」という田島の紹介を受けて登場した中村佳穂は、西田修大(G)、MASAHIRO KITAGAWA(Syn, Cho)、深谷雄一(Dr / レミ街、egoistic 4 leaves)、荒木正比呂(Key / レミ街)を引き連れた“中村佳穂BAND”編成で即興性の高いステージングを披露した。「アイアム主人公」はアドリブをふんだんに盛り込み、中村の指示とその場のテンションに合わせてバンドの演奏も自由に変化。中村が「16」「72」と決めのブレイク回数を指定し、5人が息ぴったりの演奏を決めるとフロアからは大きな歓声が沸き起こった。Cornelius「あなたがいるなら」を盛り込んだ「get back」では中村のおだやかな歌声とMASAHIRO KITAGAWAのソウルフルなコーラスが絡み合い、「静かな曲します」という中村の紹介から始まった「SHE'S GONE」「my blue」は観客も息を飲むように繊細に紡がれる演奏と声に聴き入った。終盤、中村は田島をゲストに呼び込むと「きっとね!」でコラボレーション。田島は巧みなジャズギター演奏でバンドサウンドに艶やかな色を加えた。「ああ今の走馬灯みたい。本当に幸せです」と田島とセッションできた喜びを噛み締め、最後にもう1曲「AINOU」を歌い笑顔でステージを去った。
トリのORIGINAL LOVEは、
中村を送り出した田島が「もういっこね、彼とは30年来の知り合いなんだけど……」とつぶやくと、フロアに大きなどよめきが。「でも共演をするのは初めてなんですよ。32年前の新宿LOFTから全然変わってないんだけど、音楽はあの場所から宇宙の果てまで行ってしまった。小山田圭吾くんです!」と紹介された小山田はギターを手にステージへと上がり、田島と固い握手を交わした。田島のギター&ボーカル、小山田のギター、小松と村田のリズムセクションというシンプルな編成で披露されたのは、ORIGINAL LOVE初期のナンバー「ORANGE MECHANIC SUICIDE」。沸き立つ観客はもちろん、32年の時を超えた共演に田島と小山田も満足そうな笑顔を浮かべた。小山田が退場し、バンドメンバーが再びそろうと、田島はワウギターを鳴らしながら「LET'S GO!」をファンキーに熱唱。最後はライブ定番曲「The Rover」で締めくくられた。演奏を終えた田島はゲスト全員を呼び込み「皆さん、今日出たアーティストをどんどん観てください。聴いてください」と愛を持ってアピールした。
Love Jam vol.5
2020年1月25日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト
Cornelius
01. Opening(Mic Check)
02. いつか / どこか
03. Audio Architecture
04. Another View Point
05. COUNT FIVE OR SIX
06. I Hate Hate
07. 夢の中で
08. Fit Song
09. Gum
10. Star Fruits Surf Rider
11. あなたがいるなら
中村佳穂
01. 新曲
02. アイアム主人公
03. 新曲
04. get back
05. SHE'S GONE
06. my blue
07. LINDY
08. きっとね! with
09. AINOU
ORIGINAL LOVE
01. bless You!
02. MILLION SECRETS OF JAZZ
03. グッディガール
04. I WISH
05. The Best Day of My Life with
06. ORANGE MECHANIC SUICIDE with
07. LET'S GO!
08. The Rover
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田島貴男 Original Love @tajima_takao
ナタリーさんありがとうございます!写真めちゃ多い!来れなかった人も、ぜひご一読を!【ライブレポート】オリラブ「Love Jam」でCornelius&中村佳穂と愛ほとばしるセッション(写真52枚) https://t.co/emdiQzAGQr