大佑の「献花式」にファン6000人参列

7月に急逝した大佑（the studs、大佑と黒の隠者達、ex.蜉蝣）の「献花式」が、昨日8月16日にZepp Tokyoで執り行なわれた。

一般のファンが参列する献花式の前には同会場で「お別れの会」が行なわれ、彼が在籍してきたバンドのメンバーや、MERRYやムックといった同胞たち、先輩にあたるDIR EN GREYのメンバー、そして関係者が出席。所属事務所の代表であるDYNAMITE TOMMYやthe studsのaie、蜉蝣でともに活動したユアナ、kazu、静海による弔辞が読み上げられると、こらえきれずに涙する関係者の姿もあった。

また、会の途中で大佑が他界直前まで制作をしていたという未完成の新曲音源を部分的に公開。音源は本来9月15日にリリースを予定していた大佑と黒の隠者達の新作ミニアルバムに収録予定だったという。彼は蜉蝣結成前にドラマーとして活動していたこともあり、そのうちの1曲でドラムを叩いていたとのことだ。

そして「お別れの会」の後、14:30から献花式が行われ、猛暑の中数多くのファンが参列。場内には大佑の写真やステージ衣装が展示されたほか、ステージの両脇に設置されたスクリーンで近年のライブ映像やコメント、ビデオクリップが上映され、在りし日の彼の姿を思い起こさせた。式は夜間まで続き、最終的に6000人を超えるファンが大佑の早過ぎる死を悼んだ。