「雷桜」は宇江佐真理の人気時代ロマン小説を「余命1ヶ月の花嫁」の廣木隆一監督が映画化した作品。岡田将生と蒼井優が主演を務める話題作だ。「時代劇ではなく現代にも通用する曲を探していた」という廣木監督が偶然耳にした舞花の歌声にほれ込み、4月にデビューしたばかりの新人ながら主題歌に大抜擢。監督は「心」の仕上がりに「映画のメッセージとぴったりマッチしている部分もあり、ジャニス・ジョプリンを彷彿とさせてくれました」と絶賛の声を寄せている。
また、このコラボは映画のみにとどまらず、ビデオクリップの世界でも実現。映画の素材を使うのではなく、廣木監督撮影のもと、岡田将生と蒼井優が揃って出演する撮り下ろし映像により“現代版「雷桜」”の世界が描かれている。このビデオクリップは8月下旬に公開が予定されているので、ファンは楽しみにしておこう。
新曲「心」は9月29日より着うた配信開始。翌週10月6日には着うたフルおよびiTunes Store先行配信がスタートする。
岡田将生 コメント
耳から入ってくる音や歌詞が心に響き、僕自身ひさびさに目頭が熱くなりました。「雷桜」という映画をすごく理解していただいていたうえで、映画の世界観を歌で表現してくれているなぁと感じました。ぜひいろんな人に聴いてもらえたら嬉しいなと思います。
廣木隆一監督コメント
映画「雷桜」主題歌に舞花さんを起用したのは、初めから曲のイメージは洋楽だったんですが、時代劇ではなく現代にも通用する曲を探していたときに偶然にも、彼女の曲を僕が耳にして。邦楽っぽくなくて、舞花さんがまだ10代ということを聞いて、世代を越えて幅広く心に届く人だなということを感じたのがきっかけでした。「雷桜」のイメージの土の匂いがするシンガーがここにいた、と思ってオファーさせて貰いました。
曲作りにあたって、まず舞花さんに映画の台本を読んでもらうところから始まり、歌詞の言葉選びについても、僕らからいくつか希望を出しました。できあがってきた楽曲「心」を聴いた第一印象は、歌詞も「叫び続けて 求め続けて」と始まるサビの部分は映画のメッセージとぴったりマッチしている部分もあり、ジャニス・ジョプリンを彷彿とさせてくれました。今日、岡田将生君と蒼井優さんのPV用の撮影が終わりましたが、いい画が撮れたと思っています。できあがった映像と、舞花さんの曲がリンクして、見る人が愛おしく、切なくなってくれればいいと思っています。
舞花 コメント
お話をいただいた時は、私にできるのか? とただただ不安だったのですが、脚本を読ませていただいてすごく感動したので、私なりに想いを歌詞に詰め込みました。それを廣木監督とキャッチボールをしながら、映画の世界観をさらに表現できるように曲をブラッシュアップして、「心」が完成しました。劇場で「雷桜」を観て、「心」を聴いて、たくさんの方にその“愛”を感じてもらえたらなと、今はとてもワクワクしています。
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音楽ナタリー @natalie_mu
舞花デビュー半年足らずで映画「雷桜」主題歌に抜擢 http://natalie.mu/music/news/36255