開場前からバンド名をプリントしたフラッグを持った現地ファンが列をなし、開演を待ちわびる様子が伺えた今回の中国公演。大歓声を浴びながら登場したメンバーは、最新アルバム「濡れゆく私小説」の楽曲を中心に新旧の楽曲を織り交ぜたセットリストをもとにライブを繰り広げた。
後半に入った頃、川谷絵音(Vo, G)が「みんな楽しい?」と中国語で観客に問いかけるとオーディエンスは大歓声を上げて楽しんでいることをアピール。本編の終盤で披露された「瞳に映らない」「心の実」「名もなきハッピーエンド」ではイントロが奏でられるたびに割れんばかりの歓声が起き、「夏夜のマジック」では観客が手を振り体を揺らす様子が見られるなど、初めての中国公演とは思えない盛り上がりを見せた。また、北京と上海の両公演でメンバーはファンが用意した寄せ書き入りのフラッグを受け取り、観客と一緒に記念撮影をする場面も。終演後、メンバーは「こんなに熱く迎えてもらえてライブをしていてとても楽しかった」「ステージから曲を一緒に歌ってくれている様子が見えた」「また来たい」と口々にコメント。初の海外公演で大きな手応えがあったことを明かした。
indigo la End「indigo la End China tour 2019『私心実』」セットリスト
01. 花傘
02. 想いきり
03. はにかんでしまった夏
04. 小粋なバイバイ
05. 鐘泣く命
06. 砂に紛れて
07. 秋雨の降り方がいじらしい
08. 蒼糸
09. ラッパーの涙
10. 通り恋
11. 見せかけのラブソング
12. 煙恋
13. 瞳に映らない
14. 心の実
15. 名もなきハッピーエンド
16. 夏夜のマジック
17. 結び様
<アンコール>
18. さよならベル
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