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コトリンゴの生パフォーマンスにのん感激「何度も鳥肌が立った」

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左からコトリンゴ、のん。

左からコトリンゴ、のん。

映画「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の特別試写会が本日12月9日に東京・TOKYO FMホールで行われ、主人公・すずの声を担当したのん、主題歌と劇中歌を手がけたコトリンゴが登壇した。

12月20日に全国公開される本作は、こうの史代によるマンガを片渕須直監督がアニメーション映画化した「この世界の片隅に」に新たなエピソードを加えた長尺版。コトリンゴは映画のために新たに4曲を書き下ろし、作品の世界に彩りを添えている。

特別試写会はコトリンゴによるスペシャルライブでスタート。彼女は劇中曲「試験栽培」「悲しくてやりきれない」の2曲を、サックス奏者・副田整歩とのセッションで披露。横で生演奏を聴いていたのんは、コトリンゴのパフォーマンスが終わるや否や「最高でした。何度も鳥肌が立って、今日来てよかった……! このまま余韻に浸って、このあと一緒に映画を観たいぐらいです」と興奮気味に感想を述べる。コトリンゴも「3年前に歌ったときよりも落ち着いてできました。作品と曲たちと3年間一緒に歩いている感じがしました」と演奏を終えての思いを語った。

その後、2人は映画にまつわるトークを展開。のんは「収録の2日目に、周作さん役の細谷(佳正)さんの収録を終えた片渕監督から『周作さん、新しい球を投げてますよ』という脅しを受けて……(笑)。気合い入れてね、というようなことを言われました」と収録時の思い出を明かし、リンに関連したシーンが多く追加されていることに対して「すずさんにとってリンさんは特別な友達だということは『この世界の片隅に』でも描かれていたんですが、改めてすずさんにとってリンさんはどんな存在かなと考えて臨みました。前作と違う響きのセリフがあったり、同じシーンでも違う意味合いに感じるので、すごい作品になっていると思います」と胸を張った。

前作の制作時には、すず役がのんと明かされていない状態で曲作りをしていたというコトリンゴだが、今回はスムーズだったと明かす。「今回はのんさんの声がすずさんの声として頭にあったので、作りやすかった部分がすごくありました。のんさんの声とすずさんの一体感がすごくて、マンガを読むときものんさんの声が出てくるので感動しますね」と語った。

映画の見どころについてはのんは「すずさんの感情が描かれているシーンが追加されているので、こんなふうに感じていたんだ、こういうことだったんだとハッとする場面があり、感情が渦巻いている中に驚きがある作品になっていると思います」とコメント。コトリンゴは「前作は戦争時の日常を描いている印象が強かったけれど、今回は心の交流がクローズアップされていて、作品のより深いところまで一緒に入って感じることができる」とアピールした。

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