こうの史代
コウノフミヨ
1968年9月広島県生まれ。1995年「街角花だより」でデビュー。2004年に刊行された「夕凪の街 桜の国」で原爆投下後の広島にすむ女性とその姪を主人公とした物語を描き、幅広い層からの支持を集めた。同作は第9回手塚治虫文化賞新生賞と第8回文化庁メディア芸術祭大賞を受賞。さらに2007年には映画化もされている。何気ない日常を活きる人々を暖かみのあるタッチで描く作風に定評があり、代表作はほかに「さんさん録」や「こっこさん」、「この世界の片隅で」などがある。2009年からNext comic ファースト(宙出版)にて、「古事記」のコミカライズを連載中。