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あいトリでU-zhaanの40日間タブラ修業スタート、曽我部恵一フリーライブも開催

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U-zhaanのタブラ修業「Chilla: 40 Days Drumming」初日の様子。

U-zhaanのタブラ修業「Chilla: 40 Days Drumming」初日の様子。

昨日8月1日に愛知県で国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」がスタートした。この記事では初日の音楽プログラムより、なごのアジールで開催中のU-zhaanのタブラ修業「Chilla: 40 Days Drumming」と、曽我部恵一が出演した円頓寺駐車場でのライブイベント「円頓寺デイリーライブ」の模様をレポートする。

「Chilla: 40 Days Drumming」は8月1日から9月9日までの40日間、U-zhaanが毎日10時間のタブラ演奏の修業を続けるというもの。北インドの古典音楽家に伝わる厳格な修業「Chilla(チッラー)」にならい、U-zhaanがストイックにタブラを叩き続ける姿を垣間見ることができる。また会場装飾はU-zhaanの作品アートワークや衣装を手がけるデザインチーム・Vender Woh!が担当しており、彼の作品でおなじみのキャラクター・タブラマンの実物や、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESSの最新曲「BUNKA」のミュージックビデオに使用されたザキール・フセインらインド音楽の偉人たちのイラストなど、貴重な展示も見どころとなっている。

一方、毎週木曜~日曜の19時から日替わりでさまざまなアーティストが出演するライブイベント「円頓寺デイリーライブ」の初回には曽我部恵一が登場。商店街の中の駐車場に設置された特設ステージで曽我部は「恋におちたら」でライブをスタートさせ、「古い街並みがいいね。そこの通りを歩いていて思い出した曲があるのでやります」と会場の空気から選曲した「あじさい」を届けた。家族連れが多く参加するオーディエンスを見渡した曽我部は、長女の反抗期エピソードを交えながら「そんな娘が生まれたときに作った曲です」と、優しい歌声で「おとなになんかならないで」を歌唱。さらにサビでギターをかき鳴らす「セツナ」を汗だくで歌い切り、最後にライブ定番曲の「サマー・ソルジャー」「青春狂走曲」を畳みかけて、およそ60分のパフォーマンスを終えた。

「あいちトリエンナーレ2019」は10月14日まで続き、8月7、8、10、11日にはサカナクションによる「暗闇 -KURAYAMI-」をテーマに掲げた実験的なライブパフォーマンス、9月15、16日には純烈のリーダー・酒井一圭が総合プロデュースを担当する企画「1969年の前川清と藤圭子~昭和を彩るロックとブルース~」などが予定されている。

U-zhaan コメント

ただタブラの練習をしているだけなので、見にきてくださってもそんなにおもしろくないとは思いますが、それでもよかったら立ち寄ってみてください。

曽我部恵一 コメント

商店街でのライブ最高でした! たぶん僕のことを知らない人が半分以上いたと思いますが、そういうところに歌が届くのが本当に楽しいんですよね。セットリストも決めていなくて、60分の中で「次にこの曲をやるのがいいかな」と会場の雰囲気を大事に選びました。僕は整備された環境でシステマチックなライブをやるよりも、“こんなところでやっちゃいました”というほうが好きなんです。今日みたいに異常に暑いとか、弦が切れてしまうハプニングがあっても、それをいい方向に持っていけるのが音楽なので面白い。楽しかったです。

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