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須田景凪、初ホールワンマンで「二ノ国」主題歌初披露「もらったものは音楽で返していく」

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「須田景凪 TOUR 2019 "teeter"」追加公演の様子。

「須田景凪 TOUR 2019 "teeter"」追加公演の様子。

須田景凪が7月14日に東京・中野サンプラザホールで東名阪ツアー「須田景凪 TOUR 2019 "teeter"」の追加公演を行った。

須田は1月にリリースした最新作「teeter」のレコ発ツアーとして、3月から4月にかけて東名阪ツアーを開催。その全公演のチケットがソールドアウトとなったことで開催された追加公演は、須田にとって初のホール公演かつ過去最大規模でのワンマンライブとなった。

開演の時が訪れ、舞台に下された紗幕に「teeter」のロゴが映し出されると、静謐なインスト曲でライブはスタート。モリシー(G / Awesome City Club)、雲丹亀卓人(B)、堀正輝(Dr)という強力なバンドメンバーを従えた須田は、光の粒子が投影される紗幕の向こう側からギターを掻き鳴らして、その存在感を示す。「farce」で舞台を覆っていた紗幕が飛ぶと、オーディエンス1人ひとりに語りかけるように歌う須田の姿があらわに。須田は攻撃的な「idid」から切ないバラード「シックハウス」までバラエティ豊かな楽曲を噛み締めるように大切に歌っていく。

ライブ中盤には、短冊型のスクリーンが舞台上部より登場。雨音のSEから始まる「Cambell」では、雨のアニメーションが縦横無尽に映し出され、テレビアニメ「炎炎ノ消防隊」エンディング主題歌の新曲「veil」では須田のアートワークを手がけるアボガド6による初公開のミュージックビデオが投影された。その後、須田はバルーン名義の代表曲「シャルル」をはじめとした人気曲を畳みかけ、「パレイドリア」ではホール全体が揺れるほどの盛り上がりを巻き起こした。

「ホールライブは初めてなんですが、みんなの表情がよく見えますね」とうれしそうに微笑んだ須田は「ライブをやったり、動画を投稿するたびに、皆さんからもらえるレスポンスによって生かされている、呼吸ができている」「皆さんからもらったものは音楽で返していくしかないなと思っていて」「僕の作る曲が皆さんの日常の片隅のどこかに溶け込んでくれたらいいと思うし、そしていつか皆さんの共通の言葉のようになってくれたらいいなと思っています」と語った。そして須田は本編ラストに映画「二ノ国」の主題歌である新曲「MOIL」を初披露。映像をバックにマイクスタンドにすがり付くように声を振りしぼるように歌ったかと思えば、ハンドマイクで客席に近づいていき、観客に寄り添うように歌うなど、懸命にその歌声を届けていった。

アンコールで須田は2020年春にワンマンツアー「須田景凪 TOUR 2020」を開催することを発表。2月29日の東京・Zepp DiverCity TOKYO公演を皮切りに全国7カ所のライブハウスを回る。8月21日にリリースされる須田の新作「porte」の初回限定盤および通常盤の初回プレスには、ツアーのチケット先行予約に申し込めるシリアルナンバーを記載したチラシが封入される。

須田景凪 TOUR 2019 追加公演 "teeter"
2019年7月14日 中野サンプラザホール セットリスト

01. Dolly
02. farce
03. idid
04. メーベル
05. 雨とペトラ
06. Cambell
07. シックハウス
08. レソロジカ
09. morph
10. veil
11. mock
12. シャルル
13. ポリアンナ
14. パレイドリア
15. 浮花
16. MOIL
<アンコール>
17. レド
18. 密

須田景凪 TOUR 2020

2020年2月29日(土)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
2020年3月7日(土)愛知県 DIAMOND HALL
2020年3月8日(日)大阪府 なんばHatch
2020年3月14日(土)北海道 cube garden
2020年3月20日(金・祝)宮城県 Rensa
2020年3月28日(土)広島県 LIVE VANQUISH
2020年3月29日(日)福岡県 イムズホール

※記事初出時、バンドメンバーの名前に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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