福岡で楽しんだばい!マリンメッセにナオト・インティライミ、世界デビューも発表

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ナオト・インティライミが昨日7月10日の“ナオトの日”に、福岡・マリンメッセ福岡でワンマンライブ「ナオトの日 スペシャルLIVE 2019」を開催した。

ナオト・インティライミ(撮影:樋渡新一、日隈天明)

ナオト・インティライミ(撮影:樋渡新一、日隈天明)

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2010年に初開催され、今年で10回目の実施となった「ナオトの日」ライブ。北海道から沖縄まで、全国各地のファン・インティライミがマリンメッセ福岡に集結した。

ナオト・インティライミ「ナオトの日 スペシャルLIVE 2019@マリンメッセ福岡 ~今年は博多で待っとるよ!すごかぁ、たのしかぁ、最高か!みんなで来たらよかろうもん!ナオトの日やけん、楽しむばい~」の様子。(撮影:樋渡新一、日隈天明)

ナオト・インティライミ「ナオトの日 スペシャルLIVE 2019@マリンメッセ福岡 ~今年は博多で待っとるよ!すごかぁ、たのしかぁ、最高か!みんなで来たらよかろうもん!ナオトの日やけん、楽しむばい~」の様子。(撮影:樋渡新一、日隈天明)[拡大]

マスコットキャラクター・ハカーターくんによる挨拶VTRののち、開演時刻になるとスクリーンにはナオトがラーメン屋「なおちゃんラーメン」の店主に扮する、ドキュメンタリー番組風の映像が上映された。「麺とスープをハモらせろ」「スープ&レスポンス」など彼らしい発言がいくつも飛び交うこの映像が終了すると、客席端から店主姿のナオトが現れた。ナオトは屋台を引きながら客席から3人の観客を呼び込み、シンバルに見立てた鍋のフタ、マラカスと同じく振ると音が鳴るようにカスタムされた湯切り、太鼓のように使う寸胴鍋とお玉をそれぞれ渡してフロア中央のステージへと移動。アコースティックギターを片手に、3人と一緒に「こころことば」をセッション形式で演奏した。

ナオト・インティライミ「ナオトの日 スペシャルLIVE 2019@マリンメッセ福岡 ~今年は博多で待っとるよ!すごかぁ、たのしかぁ、最高か!みんなで来たらよかろうもん!ナオトの日やけん、楽しむばい~」の様子。(撮影:樋渡新一、日隈天明)

ナオト・インティライミ「ナオトの日 スペシャルLIVE 2019@マリンメッセ福岡 ~今年は博多で待っとるよ!すごかぁ、たのしかぁ、最高か!みんなで来たらよかろうもん!ナオトの日やけん、楽しむばい~」の様子。(撮影:樋渡新一、日隈天明)[拡大]

セッションを終えると、ナオトはステージ上の屋台に「仕込み中」と書かれた幕を張って着替えを開始。途中パレード調の曲に合わせて屋台がカラフルに光るという演出を挟みつつ、衣装を着替えてステージに復帰した。普段ナオトのライブではバックバンドやダンサーを迎えてパフォーマンスが行われるが、この日は彼が単独で演奏を披露。さらにセットリストは、その場の雰囲気に合わせて決めるスタイルとなった。

ナオト・インティライミ(撮影:樋渡新一、日隈天明)

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ナオトは「ところでどんな気分?」「いきなりこういうの、アリかな」と語りつつ、まずは「スパイス」を選んだ。この曲の途中で彼は東西南北のブロックに分け、観客たちにコーラスをレクチャーし、さっそく場内の一体感を高めていった。その後もナオトは「Oh! My destiny」「Shake! Shake! Shake!」など、新旧問わず心の赴くままに楽曲を選択していった。

ピアノを弾くナオト・インティライミ。(撮影:樋渡新一、日隈天明)

ピアノを弾くナオト・インティライミ。(撮影:樋渡新一、日隈天明)[拡大]

本人曰く「チルな感じ」なアレンジが施された「夢のありか」のあと、ナオトは「ギター飽きてきた説あるでしょ?」と観客に語りかける。するとステージ端にピアノがセッティングされ、演奏スタイルはアコギからピアノの弾き語りへと移行した。ナオトは「Doする? あーいっぱいやりたい曲ある!」と悩みつつ「恋する季節」「Message」をセレクト。柔らかいピアノサウンドと穏やかな歌声で、客席を優しく包み込んだ。ところが「愛してた」では誤って高いキーで演奏してしまうというトラブルが発生。それをフォローするようにファン・インティライミたちが歌い始め、ナオトは「怪我の功名、最高!」とうれしそうな様子を見せた。

フロアを駆け巡るナオト・インティライミ。(撮影:樋渡新一、日隈天明)

フロアを駆け巡るナオト・インティライミ。(撮影:樋渡新一、日隈天明)[拡大]

再びアコギの演奏に戻ると、今度は観客から募ったリクエスト用紙を参考に演奏曲を選ぶことに。その中には2016年の熊本地震のあと、ナオトが歌を披露した、ある学校の校長先生による用紙も混ざっていた。彼はこの日のライブにも訪れており、ナオトは当日のエピソードを振り返りつつ、校長との再会を喜んだ。リスナーに寄り添うような歌詞や歌声が特徴的な「未来へ」ののち、ナオトは「花」「アカルイミライ」といった新曲を次々と用意。さらにKing & Princeに提供した「マホロバ」のセルフカバー、高校生の頃に制作した「アゲインアゲイン?」など貴重なナンバーも次々と飛び出した。そして終盤は「Ballooooon!!」「カーニバる?」といった“オマットゥリ”ソングで、オーディエンスのテンションは一気に上昇。そしてナオトは「これ歌いてえんだ」「今日来てくれたみんなに向けて」と「ありったけのLove Song」を心を込めて届け、ステージをあとにした。

拳を突き上げるナオト・インティライミ。(撮影:樋渡新一、日隈天明)

拳を突き上げるナオト・インティライミ。(撮影:樋渡新一、日隈天明)[拡大]

アンコールに入るとナオトは改めて来場者にお礼を告げ、重大発表としてUNIVERSAL MUSIC LATINと契約し、NAOTO名義で世界デビューすることを発表。「おめでとう!」という声が飛び交う中、ナオトは「みんなが活動を応援してくれたからこそ、世界にも挑戦することができたんです。ワクワクでいっぱいです」と新たな一歩に向けての思いを明かした。そして最後に「もうひとオマットゥリするー?」と客席に呼びかけ、「The World is ours!」で、にぎやかに「ナオトの日」の幕を下ろした。

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ナオト・インティライミ「ナオトの日 スペシャルLIVE 2019@マリンメッセ福岡 ~今年は博多で待っとるよ!すごかぁ、たのしかぁ、最高か!みんなで来たらよかろうもん!ナオトの日やけん、楽しむばい~」2019年7月10日 マリンメッセ福岡 セットリスト

01. こころことば
02. スパイス
03. Oh! My destiny
04. Shake! Shake! Shake!
05. しあわせになるために
06. 手紙
07. 夢のありか
08. 恋する季節
09. Message
10. 愛してた
11. 未来へ
12. 花
13. アカルイミライ
14. マホロバ
15. てのひら
16. アレコレ
17. アゲインアゲイン?
18. Ballooooon!!
19. ナイテタッテ
20. カーニバる?
21. ありったけのLove Song
<アンコール>
22. The World is ours!

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