昨年に続いて、アメリカで2度目の開催となった「OTAQUEST LIVE」。昨年はアニメフェス「Anime Expo」内のイベントとして実施されたが、今回は単独公演として行われた。ライブにはCrazyBoy(ELLY /
トップバッターを務めたCrazyBoyはライブ初披露となる新曲「PINK DIAMOND」でイベントの口火を切り、アグレッシブなラップやダンスを繰り広げる。「I love you, LA! Put your hands up!!」と観客を煽り、会場を盛り上げた。HIROOMI TOSAKAは初めての海外でのステージで劇場版アニメ「名探偵コナン 紺青の拳」の主題歌「BLUE SAPPHIRE」「SUPERMOON」など4曲を披露。ダンサーを率いた彼のパフォーマンスに、オーディエンスは一斉に飛び跳ねて応えた。ラストナンバー「LUXE」では、楽曲のフィーチャリングゲストのCrazyBoyもステージに戻って共演する。ロサンゼルスでのレアなコラボレーションに、アメリカのファンは熱狂した。
きゃりーぱみゅぱみゅは「にんじゃりばんばん」「ファッションモンスター」「PONPONPON」といった鉄板ナンバーから最新曲「きみがいいねくれたら」まで6曲をパフォーマンス。“KPP”コールが沸き起こり、会場に一体感が広がった。続いて登場したのはCAPSULE。アメリカで初となるCAPSULEのライブを前に、登場前から会場には黄色い声が飛び交った。DJの中田ヤスタカはすべての曲間をシームレスにつなげてライブを展開。「MORE! MORE! MORE!」「WORLD OF FANTASY」「FLASH BACK」など新旧の代表曲のほか、宇宙空間を思わせるスペーシーなVJをバックに「Hero」を披露し、会場を大きく沸かせた。
「OTAQUEST LIVE」のトリを飾ったのは、昨年と同じくm-flo。白いつなぎにサングラスというコスチュームでそろえた☆Taku Takahashi、VERBAL、LISAの3人は、1曲目「come again」から盛大なコール&レスポンスで会場をひとつにした。ライブ中盤には、デモ段階の未発表トラックを2曲パフォーマンス。さらに「EKTO」「STRSTRK」「No Question ~TOKYO RAINBOW PRIDE REMIX~」といった新曲も披露し、貫禄のあるステージングを見せた。VERBALはライブを終え、「日本の音楽をこよなく愛して、めちゃくちゃ盛り上がってくれる。改めて、世界中の皆さんとつながれるポイントなのかなと思っています。日本だったらやれないようなことを、あえて海外で挑戦して、新しいスタンダードを作っていきたい」とコメント。出演者はアメリカのオーディエンスに大きなインパクトを残し、イベントを終えた。
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「OTAQUEST LIVE」2019年7月3日 The Novo by Microsoft セットリスト
CrazyBoy
01. PINK DIAMOND
02. Double Play
03. BO$$
04. LOCO
HIROOMI TOSAKA
01. SUPERMOON
02. CHAIN BREAKER
03. BLUE SAPPHIRE
04. LUXE
きゃりーぱみゅぱみゅ
01. にんじゃりばんばん
02. ファッションモンスター
03. CANDY CANDY
04. きみがいいねくれたら
05. 原宿いやほい
06. PONPONPON
CAPSULE
01. MORE! MORE! MORE!
02. JUMPER
03. Hero
04. WORLD OF FANTASY
05. Starry Sky
06. FLASH BACK
m-flo
01. come again
02. How You Like Me Now?
03. been so long
04. MARS DRIVE
05. STRSTRK
06. gET oN!
07. funkdafied(仮タイトル)
08. Sweet But Deadly(仮タイトル)
09. EKTO
10. No Question~TOKYO RAINBOW
リンク
- OTAQUEST (@otaquest) | Twitter
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音楽ナタリー @natalie_mu
【ライブレポート】ロサンゼルス「OTAQUEST LIVE」でm-flo、HIROOMI TOSAKA、CrazyBoyら熱演
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