LiSA、1万3000人のLiSAッ子たちと迎えた“最高の平成の終わり”

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LiSAが4月29、30日に神奈川・横浜アリーナにて単独公演「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」を開催した。この記事では2日目の様子を紹介する。

LiSAとは?

6月24日、岐阜県生まれのボーカリスト。2010年春、テレビアニメ「Angel Beats!」の劇中バンドGirls Dead Monsterの2代目ボーカル・ユイ役の歌い手に抜擢され、同年5月にGirls Dead Monster名義のシングル「Thousand Enemies」をリリース。2011年4月にLiSA名義のミニアルバム「Letters to U」でソロデビューを果たす。2014年1月に初の東京・日本武道館ワンマン「LiVE is Smile Always ~今日もいい日だっ~」を行い、翌2015年1月には日本武道館2DAYS「LiVE is Smile Always~PiNK&BLACK~」を成功させた。2019年4月にシングルとしてリリースしたテレビアニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマ「紅蓮華」が大ヒットを記録し、同年末には「NHK紅白歌合戦」に初出場。2020年には映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌「炎(ほむら)」で「第62回日本レコード大賞」大賞を受賞した。デビュー13周年を迎えた2024年4月に東京・日本武道館で2DAYSワンマンライブ「LiVE is Smile Always~i SCREAM~」を開催。5月にテレビアニメ「魔法科高校の劣等生」第3シーズンのオープニング主題歌「Shouted Serenade」、8月にテレビアニメ「NieR:Automata Ver1.1a」第2クールのオープニングテーマ「ブラックボックス」をリリースした。9月から全国8都市を回るアリーナツアー「ソニー銀行 presents LiSA LiVE is Smile Always~COCKTAiL PARTY~ [SWEET&SOUR]」を行う。

LiSA「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」の様子。(撮影:青木カズロー)

LiSA「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」の様子。(撮影:青木カズロー)

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LiSA「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」の様子。(撮影:青木カズロー)

LiSA「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」の様子。(撮影:青木カズロー)[拡大]

「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」は平成最後を飾る特別企画として行われた2日間限定の公演。「トランプ」をモチーフにした演出が随所にちりばめられ、全国から集まった1万3000人のLiSAッ子(LiSAファンの呼称)たちをたっぷりと楽しませた。

開演時刻を迎えるとLiSAッ子たちが持つペンライトが一斉にピンクに光り、幻想的な空間を作り出す。大歓声を浴びながら登場したLiSAはオープニングナンバーとして「Thrill, Risk, Heartless」を届けたのち、ライブの定番曲「Rising Hope」を投下。そのパワフルかつエモーショナルなパフォーマンスに会場は徐々に熱気を帯びていく。序盤のMCでLiSAは平成最後のライブであることをアピールしながら「期待しかしないでね! 最高に楽しんでいきましょう!」とLiSAッ子たちに呼びかけた。

LiSA(撮影:青木カズロー)

LiSA(撮影:青木カズロー)[拡大]

LiSA(撮影:青木カズロー)

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その言葉通り、ライブは客席の中央まで伸びる花道やせり上がるサブステージ、巨大なLEDパネルなど広い会場を生かした演出、男女2組からなる“トランプダンサー”たちとのコラボレーション、曲のイメージにあわせた多彩な衣装などLiSAの魅力を視覚的にも堪能できる内容に。中でも会場を圧倒したのは「LOSER ~希望と未来に無縁のカタルシス~」から始まった中盤のブロックだった。真っ赤な着物を羽織ったLiSAは、エレキギターを弾きながら激しい歌声を場内に轟かせたかと思えば、「DOCTOR」ではスパンコールをあしらったミニドレスに身を包み艶かしい歌と仕草でLiSAッ子たちを悩殺する。真っ白なロングドレス姿でパフォーマンスした「Blue Moon」ではシリアスな世界観を伸びやかな声で表現し、アカペラで始まるアレンジの「TODAY」では力強いメッセージをまっすぐ歌い上げるなど、曲ごとに異なる表情を見せ会場中を惹き付けた。

LiSA(撮影:青木カズロー)

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ライブの折り返しでは、前日に続き「鬼滅の刃」のオープニングテーマ「紅蓮華」を披露したLiSA。新曲にも関わらず大いに盛り上がるLiSAッ子たちの姿に彼女はうれしそうな表情を浮かべていた。その後LiSAは「ROCK-mode'18」でギアをトップに入れたのを機に、「ADAMAS」や「Rally Go Round」などアップテンポな楽曲でラストスパートをかけていく。「最高の平成の終わりを迎えたみんなに最高の令和が待っていますように!」という言葉に続いて、新しい時代に“挨拶”するように勢いよく「Hi FiVE!」をパフォーマンスした。

LiSA「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」の様子。(撮影:青木カズロー)

LiSA「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」の様子。(撮影:青木カズロー)[拡大]

アンコールの声に応えてステージに戻ってきたLiSAは、「ホントにすごかったよ!」とLiSAッ子たちの熱狂と盛り上がりを絶賛。そしてキュートな振り付けと共に「スパイシーワールド」を披露したのち、「最後に私たちの歌を歌おう!」と平成最後のナンバーとして「Catch the Moment」をLiSAッ子たちと全力で大合唱した。温かな一体感が会場を包む中、LiSAは「忘れないで、みんなは最高の “今日”を作れます。最高な今日は自分で作れます。1日1日楽しんで!」「令和も楽しいことねりねりしてるから期待しかしないでね」と宣言すると「ばいちっ!」と元気いっぱいにLiSAッ子たちに別れを告げた。

なおLiSAは7月3日にライブで披露した「紅蓮華」をシングルとしてリリースし、発売同日より全国ホールツアーを開催する。

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LiSA「LiVE is Smile Always~364+JOKER~」2019年4月30日 横浜アリーナ セットリスト

01. Thrill, Risk, Heartless
02. Rising Hope
03. JUMP!!
04. rapid life シンドローム
05. アシアトコンパス
06. 1/f
07. LOSER ~希望と未来に無縁のカタルシス~
08. the end of my world
09. DOCTOR
10. Blue Moon
11. TODAY
12. 紅蓮華
13. ROCK-mode'18
14. ADAMAS
15. LiTTLE DEViL PARADE
16. Psychedelic Drive
17. Rally Go Round
18. Hi FiVE!
<アンコール>
19. スパイシーワールド
20. Catch the Moment

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LiSA_STAFF @LiSA_STAFF

【WEB】音楽ニュースサイト「ナタリー」にて、先日横浜アリーナにて開催されたワンマンライブのレポートを掲載いただきました。是非チェックしてください!お楽しみに!
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