STU48、ついに船上劇場オープン!待望の初日公演迎え「本当の意味でスタートラインに」

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4月16日に広島・広島国際フェリーポートにてSTU48の船上劇場「STU48号」のオープンを記念した就役式および、劇場の初日公演が行われた。

STU48号の就役式に出席したSTU48。(c)STU48

STU48号の就役式に出席したSTU48。(c)STU48

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STU48号の屋上デッキから手を振るSTU48。(c)STU48

STU48号の屋上デッキから手を振るSTU48。(c)STU48[拡大]

青空が広がる中、STU48号は白い波を立てながら広島国際フェリーポートの岸壁に入港。フラッグを掲げたキャプテン・岡田奈々を中心とするSTU48メンバーが屋上デッキに立ち、大きく手を振って劇場がオープンした喜びをアピールした。就役式にはメンバー27人が出席し、岡田、今村美月、瀧野由美子、福田朱里、藤原あずさ、矢野帆夏の代表6人はステージに登壇してフラッグを大きく3回振り、来賓者に渡した。

STU48号の就役式でスピーチするSTU48のキャプテン・岡田奈々。(c)STU48

STU48号の就役式でスピーチするSTU48のキャプテン・岡田奈々。(c)STU48[拡大]

岡田はグループ結成からの2年間を振り返りながらスピーチ。「私にとってSTU48は初心を思い出させてくれる大切な居場所であり、ここ瀬戸内は私にとっての第2の故郷です。今日、STU48は念願であった船上劇場STU48号の出航という大きな門出を迎え、本当の意味でのスタートラインに立ちます。これからも瀬戸内の皆さまの誇りであれるよう、日本全国、そして世界に愛されるグループとなるためにメンバー一同精進していきます」と感謝の気持ちを込めながら意気込みを述べた。また岡田はマスコミ向けの囲み取材で、「今日という日をどんな思いで迎えましたか?」という質問に「たくさん延期を重ねていろんな困難はあったりもしたのですけど、メンバーとファンの皆さんの中でたくさんの絆が生まれて、自分自身も成長できましたし、(船の完成を)待っている間は本当に楽しかったです」と語った。

瀬戸内海の波をイメージしたSTU48号船内の幕。(c)STU48

瀬戸内海の波をイメージしたSTU48号船内の幕。(c)STU48[拡大]

劇場公演は「GO!GO! little SEABIRDS!!」と題し、ACT1~3の3ブロック構成に。会場には客席を包み込むように瀬戸内海の波をイメージした水色の幕が貼られ、汽笛の音を合図にゆっくりと会場が暗転。ステージ上のスクリーンに瀬戸内海を進むSTU48号や、レッスンに励むメンバーの映像が映し出された。そして波の音と共に「飛べるかな?」「飛べるよ!」というメンバーの声が響き、STU48初のオリジナル楽曲「瀬戸内の声」からACT1の「AKB48 Song」がスタートした。

STU48の劇場公演「GO!GO! little SEABIRDS!!」の様子。(c)STU48

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ステージの幕が開くと、観客の前にはキラキラしたスパンコールやパールが付いた衣装を身にまとったメンバーの姿が。公演のタイトルになっている「GO!GO! little SEABIRDS!!」で激しく妖艶なダンスを披露したSTU48は、その流れのままでAKB48の楽曲のメドレーを展開。「フライングゲット」「ヘビーローテーション」は元気いっぱいに歌い、「風は吹いている」はクールな表情でパフォーマンスした。さらに今村の歌い出しから「365日の紙飛行機」をしっとりと響かせた彼女たちは、「恋するフォーチュンクッキー(instrumental ver.)」に合わせて1人ひとり自己紹介。それぞれのキャッチフレーズを織り交ぜてファンとのかけ合いを楽しみ、続く「瀬戸内Blue」で再びダンスパフォーマンスを披露した。

STU48の劇場公演「GO!GO! little SEABIRDS!!」の様子。(c)STU48

STU48の劇場公演「GO!GO! little SEABIRDS!!」の様子。(c)STU48[拡大]

その後、ステージ後方にサックスを持った瀧野が登場すると、サックスの音をきっかけにTHE BOOM「島唄」が歌われ、公演はユニットに分かれてのカバーソングブロックACT2「海 Song」へ。歌い出しを担当した岡田を筆頭にメンバーの美しい歌声で「島唄」が届けられた。甲斐心愛はヴィレッジ・シンガーズ「亜麻色の髪の乙女」でウクレレを演奏し、場内を和やかな空気で満たす。アップテンポなラッツ&スター「め組の人」では会場のミラーボールが回り、ダイナミックなダンスと観客とのかけ合いにより船内の熱気は急上昇。また荒井由実「瞳を閉じて」では兵頭葵のピアニカ演奏が、堺正章「街の灯り」では中村舞のバレエが披露されるなど、メンバーの個性が光る演出が随所に盛り込まれていた。場内にノスタルジックな雰囲気が漂う中、STU48は井上陽水「海へ来なさい」、2月にリリースした2ndシングルの表題曲「風を待つ」の2曲をメンバー全員で歌唱し、ACT2を終えた。

STU48の劇場公演「GO!GO! little SEABIRDS!!」の様子。(c)STU48

STU48の劇場公演「GO!GO! little SEABIRDS!!」の様子。(c)STU48[拡大]

藤原が公演タイトル「GO!GO! little SEABIRDS!!」にちなんだコール&レスポンスで会場を盛り上けたところで、ライブはACT3「STU48 Song」に突入。「出航」「STU48 瀬戸内ver.」「ペダルと車輪と来た道と」「制服の重さ」といったSTU48の楽曲のノンストップメドレーを披露したメンバーは、オリジナルダンスナンバー「KO・BU・SHI Spirit!」で全身を使ったダイナミックなステージを見せる。「瀬戸内の声(instrumental ver.)」に乗せた1人ひとりの挨拶では思い思いの言葉がメンバーから語られ、瀧野は「皆さん、たくさん瀬戸内に、この海に、そして私たちにまた会いに来てください」と挨拶。岡田は「目の前のことをひたむきに一生懸がんばれるSTU48が大好きです」とグループへの熱い思いを語った。そして彼女たちは「STU48!」というコールを合図に「夢力」を歌唱し、さらにアンコールでメジャーデビュー曲「暗闇」と「風を待つ」のカップリング曲「原点」を力いっぱいパフォーマンス。「LALALA...」という歌詞でファンとシンガロングを繰り広げた。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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STU48「GO!GO! little SEABIRDS!!」
2019年4月16日 STU48号 セットリスト

ACT 1 ~ AKB48 Song ~

01. 海の音
02. 瀬戸内の声
03. GO!GO! little SEABIRDS!!
04. フライングゲット
05. ヘビーローテーション
06. 風は吹いている
07. 365日の紙飛行機
08. 恋するフォーチュンクッキー(instrumental ver.)
09. 瀬戸内Blue

ACT 2 ~ 海 Song ~

10. 島唄
11. 亜麻色の髪の乙女
12. め組のひと
13. 瞳を閉じて
14. 街の灯り
15. 海へ来なさい
16. 風を待つ

ACT 3 ~ STU48 Song ~

17. 出航
18. STU48 瀬戸内ver.
19. ペダルと車輪と来た道と
20. 制服の重さ
21. KO・BU・SHI Spirit!
22. 瀬戸内の声(instrumental ver.)
23. 夢力
24. 瀬戸内の声(instrumental ver.)
<アンコール>
25. 暗闇
26. 原点
27. 瀬戸内の声(instrumental ver.)

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発達の凸凹道を行く人生(乗っ取り回復) @Mia56007

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