4月1日にUVERworldのオフィシャルサイトに表示され、話題を呼んでいた謎のカウントダウン。カウントダウンがゼロになる本日19:00、増上寺にはUVERworldのファンクラブ会員から選ばれた400人の男性crew(UVERworldファンの呼称)が集結し、発表内容に期待を募らせた。19:00ちょうどになると、増上寺の扉にはプロジェクションマッピングで「00:00:00:00」の文字が。次の瞬間には数字が東京ドームまでの本番までの日数“253日”を意味する「253:00:00:00」へと変わり、「男祭り」の軌跡を辿るライブ映像が流れた。映像が終わり「日本最大動員数 UVERworld 男祭り 東京ドーム」の文字が表示されると、男性crewの野太い雄叫びが上がる。すると扉の下からスモークが吹き上がり、その中から6人が姿を現した。
2011年に滋賀・B-FLATで初開催された「男祭り」。2017年には埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われ、2万3000人の会場キャパシティを男性客のみで埋めるという日本記録が樹立された。東京ドームではその約2倍にあたる4万5000人の動員を予定している。東京ドームでの「男祭り」開催について司会者にコメントを求められたTAKUYA∞(Vo, Programming)は「自分たちが長い間描いてきた思いにとどめを刺すつもりで、全力でやるしかない」と熱い思いをのぞかせた。克哉(G)は「初めは230人のキャパでやっていたのがだんだん大きくなっていって、その中で自然と東京ドームが視野に入っていった。そんな場所でやれるのは光栄なこと」と感極まった様子。信人(B)は「夢みたいな話です。絶対に成功させたい」と意気込み、彰(G, Programming)は「チャレンジですね。ここにきてまだチャレンジできるという」と目を輝かせる。真太郎(Dr)は「ライブは大きいところでやればいいというわけじゃないけど、『男祭り』に関しては集まってくれる男の皆さんのエネルギーを感じたいと思っている」と凛とした眼差しで語り、誠果(Sax, Manipulator)は「初めは東京ドームでやるのは夢みたいに思っていたけど、それがだんだんと目標になって、やっと実現できることがうれしい」と喜んだ。
TAKUYA∞は「男祭り」を始めた当初を振り返り、「当時UVERworldは女性ファンが9割を占めていて。自分たちは幅広い年齢層だったり国籍を問わずアウトプットしているつもりだったので、男性ファンがいないことにジレンマというか、違和感がありました。男性にも届くようなメッセージをしっかりと放っていこうと決めたのが始まりです」と初開催に至った経緯を語る。そして「ライブをやっていくうちにどんどん盛り上がってきて、そこに集まってくれた男のファンたちといつか東京ドームで『男祭り』をやろうという約束をしてきた。それを果たす時期がきたな」と思いを噛み締めた。
男性crewの熱い眼差しを浴びながらそれぞれの意気込みを明かした6人は、最後に「男祭り」が成功するようご祈祷を受ける。大きな御神札を受け取ったTAKUYA∞は「やっと東京ドームで『男祭り』をするというところまで辿り着いて、男同士でした約束を叶える日がやってきた。自分たちが今まで信じてきた、愛してきた音楽が間違いなかったと一緒に感じたい」とイベントを締めくくった。
※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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