このイベントは、高山が2018年11月に発表した初小説「トラペジウム」の発行部数が20万部を突破したことを記念して開かれたもの。本著に関する囲み取材が行われるのはこれが初めてとあり、高山は「発売日には囲み取材がなかったので、不安がありました。写真集の発売日には囲み取材があって、たくさんの記者さんに集まっていただけたんですけど、それがどんなにありがたいことなのかということを実感したし、今日こんなに集まっていただけたことが、20万部を達成して変化したことなんだなと実感しています」と感慨深げに語る。現在の率直な感想を問われると、彼女は「一生のうちに本を出せるというだけで達成感があったんですけど、それがたくさんの人の手に渡っているということがうれしすぎて。毎日レビューを見たりして、うれしい気持ちになっています」と笑顔を浮かべた。
「忙しい中、どのように執筆活動を行っていたか」と報道陣に聞かれると、高山は「仕事の空き時間に書いていたりもしたんですけど、進みがあまりよくなくて。そういうときは外に出てカフェで書いたり、テレビ局の食堂の端で書かせていただいたりしていました」と振り返った。作品を通して「夢をかなえる過程はすばらしい」という思いを伝えたかったといい「自分が夢を叶えていざアイドルになってみると学生時代の自分が輝いて見えて『なんでなんだろう』と考えてみたんです。そうしたら、きっと夢に向かう姿が美しいんだなと思いまして」と思いを明かす。文学賞受賞への意欲を問われた際には「そんな、おこがましいです」と笑い「日本語のプロがたくさんいる、というのを承知で発売したので、自分としては申し訳ない気持ち。名立たる作家さんの本に囲まれて『トラペジウム』が置いてあるだけでうれしいです」と素直な思いを伝えた。
そんな彼女の瞳が一層輝いたのは「作品が実写化されるなら、誰に演じてもらいたい?」と問われたとき。「私、夢があって!」と即座に反応した高山は「東ちゃん(主人公)みたいにアイドルが好きで、アイドルを目指している子はきっと全国にいると思うんです。そういう子をオーディションで見つけ出してキャスティングして、最終的に乃木坂46のメンバーになったら面白いかなって……実はずっと思っているんです」と、胸に秘めた願望を明かしていた。
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- トラペジウム 高山 一実:文芸書 | KADOKAWA
- 乃木坂46公式サイト
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