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LILI LIMIT、最後の東京ワンマンでファンに感謝「皆さんに会えて最高でした!」

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LILI LIMIT「size L」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(撮影:木村篤史)

LILI LIMIT「size L」東京・TSUTAYA O-EAST公演の様子。(撮影:木村篤史)

LILI LIMITが解散前最後の東京公演を、12月3日にTSUTAYA O-EASTにて行った。

バンドにとってもっとも大きな会場での単独公演となったこの日。SEもなく登場した5人は、牧野純平(Vo)の「あの日々にバイバイ」という歌い出しで始まる「LAST SUPPER」でライブの幕開けを飾った。その後、これまでに発表してきた楽曲を丁寧な演奏と共に披露。最新曲「signal」を演奏する前には牧野が「これからも生きていくみんなにエールを!」と叫び、曲が始まると朗らかでポジティブな空気がフロアを包み込んだ。

ライブではひさびさに披露された「Neighborhood」では、観客がサビで手を挙げ、シンガロングを繰り広げる。その光景を前に牧野が「本当の幸せ君にもらいました」とファンに語りかけるように歌う場面も。一方でライブの定番曲「A Short Film」では、黒瀬莉世(B)と志水美日(Key)のコーラスワークが美しく響き、土器大洋(G)が頭を振りながら切なくも荒々しいギターソロを展開。メンバー1人ひとりの渾身のパフォーマンスにオーディエンスは釘付けになっていた。新旧のナンバーを織り交ぜた本編を終えると、牧野は「今日はありがとうございました!LILI LIMITでした! 皆さんに会えて最高でした!」と叫んだ。

アンコールではメンバー全員がMCで現在の心境をトーク。土器が「最後にしてこんなにいっぱい集まってくれてうれしい、ありがとう」と語ると、フロアからも「ありがとう」の声が上がり会場は温かなムードに。牧野は「結局音楽って、聴いてくれる人がいないと成立しなくて……昔は僕らが曲を作って、歌詞を書いて、リリースして、それで終わりだって昔は思ってたけど、こうやって聴いてくれているみんなの顔を見て、いろんな言葉をもらって、音楽っていうのは共に作るものなんだなとここ3年間、4年間の間に改めて強く思いました」とこれまでの活動を振り返る。そして、「LILI LIMITは自分たちのバンドだとはまったく思わなくて、みんなとつながって、こういう空間を作れた事実があるから、LILI LIMITはもうみんなの中にあるんじゃないかと、今日を迎えるまでに僕が出した答えかなと思います。だからほんとに今日は感謝の気持ちを伝えたい。僕らの音楽がみんなの生活の中に少しでもあり続けたらといいなと思っています」と述べた。

志水は「こんな体験をすることなんてなかなかないだろうから……死ぬまで忘れない光景だと思います。皆さん出会ってくれてありがとうございました!」と叫び、黒瀬も「山口から出てきてよかったなって思います。こんなにたくさんの人に最後に観てもらえると思ってなかったので……みんなの顔を見れて安心しました、ありがとうございます」とファンに感謝の思いを伝えた。丸谷誠治(Dr)は「すごく緊張してます(笑)。でも最後までがんばるので楽しんで帰ってください」と口にした。

なおLILI LIMITは12月29日に山口・周南RISING HALLにてラストライブを開催し、同公演をもって約6年の活動に終止符を打つ。

size L(※終了分は割愛)

2018年12月29日(土)山口県 周南RISING HALL

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