KEYTALKデビュー5周年!思い出の地でオーディエンスと祝った記念日

1

2701

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 311 2385
  • 5 シェア

KEYTALKが11月19日、20日に東京・LIQUIDROOMでメジャーデビュー5周年ライブ「KEYTALK Major Debut 5th Anniversary Special Live ~そこらのギターかき鳴らして歌い出して5年目の真実~」を開催した。この記事では2日目の模様をレポートする。

KEYTALK「KEYTALK Major Debut 5th Anniversary Special Live ~そこらのギターかき鳴らして歌い出して5年目の真実~」の様子。(撮影:後藤壮太郎)

KEYTALK「KEYTALK Major Debut 5th Anniversary Special Live ~そこらのギターかき鳴らして歌い出して5年目の真実~」の様子。(撮影:後藤壮太郎)

大きなサイズで見る(全14件)

首藤義勝(Vo, B)(撮影:後藤壮太郎)

首藤義勝(Vo, B)(撮影:後藤壮太郎)[拡大]

2013年11月20日にシングル「コースター」でメジャーデビューしたKEYTALK。LIQUIDROOMは彼らがデビュー作のリリースを記念して、発売直前の11月17日にワンマンライブ「オムスター覚醒!“コースター”リリース前夜祭」を行った場所だ。デビュー記念日を迎えた4人がステージに飛び出して観客を力いっぱい煽ると、フロアは一気に興奮に包まれる。「忘れられない夜にしよう!」と首藤義勝(B, Vo)が告げたと同時に、彼らは大歓声の中5年前と同じく「UNITY」で勢いよくライブの幕を切った。その後もKEYTALKは「アゲイン」「fiction escape」を続け、当時のセットリストを再現。5年間でアップデートされた強靭なサウンドを放ち、会場は熱気に満ちていった。

寺中友将(Vo, G)(撮影:後藤壮太郎)

寺中友将(Vo, G)(撮影:後藤壮太郎)[拡大]

ライブの冒頭3曲を経て、バンドが演奏したのはメジャーデビュー後に生まれ、KEYTALKの代表曲して愛されている「桜花爛漫」「Love me」といったナンバー。観客が力強く拳を突き上げた「トラベリング」のあとには、寺中友将(Vo, G)がバンドを代表して「デビュー5周年、みんな集まってくれてありがとうございます!」と挨拶し、フロアに「おめでとう!」と祝福の声が飛び交った。寺中が「今日またここから走り出すKEYTALKを、これからもよろしくお願いいたします!」と告げ、彼らが演奏し始めたのはメジャーデビュー曲「コースター」。力のこもったプレイが繰り広げられ、場内にエモーショナルな空気が広がった。

八木優樹(Dr, Cho)(撮影:後藤壮太郎)

八木優樹(Dr, Cho)(撮影:後藤壮太郎)[拡大]

ファンおなじみの「あス!」のコール&レスポンスで会場を盛り上げた八木優樹(Dr, Cho)はパワフルにスティックを振り下ろし、ドラムソロを展開。そのまま「YGB」へとつなげ、4人は駆け抜けるように「はじまりの扉」「YURAMEKI SUMMER」といったナンバーを連投した。ここで実は八木が先ほどセットリストをワンブロック飛ばして「YGB」につないでしまったことが判明。ここまでそれに気付かなかったという八木は「(ライブが進むのが)なんか早いなって思ったんだよね」と天然っぷりを見せるも、すぐに気付いたという3人は「じゃあ八木に合わせるかと思って、そのまま演奏した」とそろって柔軟に対応したことを笑って明かした。急遽曲順を変えてワンブロック前にやるはずだった「PASSION」を届けた4人は、続いてオレンジの照明に染まったステージでゆったりと「茜色」を紡ぐ。寺中の優しい歌声が響きわたり、ドラマティックな空間が生み出された。

小野武正(G, Cho)(撮影:後藤壮太郎)

小野武正(G, Cho)(撮影:後藤壮太郎)[拡大]

「おはようトゥエンティ」をさわやかに披露し、小野武正(G, Cho)は「2日間にわたって5周年を皆さんにお祝いしてもらって、最高です! 5年前にLIQUIDROOMでやったのを思い起こしながら今回やっています」と声を弾ませる。メンバーは「節目ですね!」と楽しげに笑い合い、インディーズの頃からやりたかったという2015年の東京・日本武道館ライブや、デビュー曲「コースター」のミュージックビデオの撮影など、5年間の思い出を振り返った。和やかな空気が広がるも、MCの最後には小野が「もっともっとぶちかまそうぜ!」とフロアを煽り、キラーチューン「MONSTER DANCE」「MATSURI BAYASHI」で会場に熱狂の渦を巻き起こす。4人の白熱のプレイに応えるように、オーディエンスはステージに向かって全力のコールを飛ばし、大きな盛り上がりを見せた。「太陽系リフレイン」では小野がステージの前方に進み出て、華麗なギターソロでフロアを盛り上げる。そして最後に寺中が「ハッピーな空間作りましょう!」と呼びかけ、彼らは大合唱が響く中5年前と同じく「アワーワールド」で本編を締めくくった。

KEYTALK「KEYTALK Major Debut 5th Anniversary Special Live ~そこらのギターかき鳴らして歌い出して5年目の真実~」で撮影された記念写真。(撮影:後藤壮太郎)

KEYTALK「KEYTALK Major Debut 5th Anniversary Special Live ~そこらのギターかき鳴らして歌い出して5年目の真実~」で撮影された記念写真。(撮影:後藤壮太郎)[拡大]

アンコールで再びステージに登場した4人は「スポットライト」を晴れやかに演奏。ラストには昨年発表され、KEYTALKのライブの軸を担っている人気ナンバー「Summer Venus」を披露し、オーディエンスの笑顔に囲まれながら特別な日のライブに幕を下ろした。

この記事の画像(全14件)

KEYTALK「KEYTALK Major Debut 5th Anniversary Special Live ~そこらのギターかき鳴らして歌い出して5年目の真実~」11月20日 LIQUIDROOM セットリスト

01. UNITY
02. アゲイン
03. fiction escape
04. 桜花爛漫
05. Love me
06. トラベリング
07. コースター
08. sympathy
09. S.H.S.S.
10. YGB
11. OSAKA SUNTAN
12. はじまりの扉
13. YURAMEKI SUMMER
14. PASSION
15. 茜色
16. おはようトゥエンティ
17. MONSTER DANCE
18. MATSURI BAYASHI
19. 太陽系リフレイン
20. MABOROSHI SUMMER
21. アワーワールド
<アンコール>
22. スポットライト
23. Summer Venus

全文を表示

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

【ライブレポート】KEYTALKデビュー5周年!思い出の地でオーディエンスと祝った記念日(写真14枚)
https://t.co/hhxpdxKjap https://t.co/P9lzaWj7TW

コメントを読む(1件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 KEYTALK の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。