lyrical schoolツアーファイナルに新曲大量投入「いつだって今が最高」

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lyrical schoolのライブツアー「lyrical school tour 2018 "WORLD'S END"」の最終公演が、10月19日に東京・新木場STUDIO COASTで行われた。

「lyrical school tour 2018 "WORLD’S END"」ツアーファイナルの様子。

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「lyrical school tour 2018 "WORLD’S END"」ツアーファイナルの様子。

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WORLD'S END(CD)

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WORLD'S END(アナログ)

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今年6月に発売された最新アルバム「WORLD'S END」を引っさげ、夏の大型イベント出演などを挟みながら4カ月にわたり全国各地を回ってきたリリスク。その最終地点となった新木場STUDIO COASTは、リリスクのワンマン史上最大規模の会場で、場内にはVIPエリアが設置されたり、オムライスやカレー、クレープが味わえるキッチンカーの出店が行われたりと、ファイナルならではの盛大な施策が用意されていた。またライブの模様はニコニコ生放送を通じて生中継され、会場に足を運べなかったヘッズ(lyrical schoolファンの呼称)もリアルタイムで5人のステージを楽しんだ。

「lyrical school tour 2018 "WORLD’S END"」ツアーファイナルの様子。

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ライブのオープニングを飾ったのはアルバム「WORLD'S END」からの楽曲ではなく、資生堂のリップクリーム「モアリップ」とのコラボレーションによるWebコンテンツ「モアリップスクール」から生まれたタイアップソング「モアリップ校歌」。意外な幕開けにフロアが沸き立つ中、minan、hime、hinako、yuu、risanoの5人は広いステージを自由に動きながら「GIRLS QUEST」へとつなげる。himeがアカペラのラップでメンバーを紹介し、risanoの「みんな騒げー!」の合図を受けてBIG-DことDJ浅野が「(GET AROUND!)TOKYO GIRLS!!」のトラックをスピン。そこから5人は「プチャヘンザ!」「CALL ME TIGHT」「Play It Cool」「DANCE WITH YOU」と新旧5曲を随所にアドリブを交えながら畳みかけた。

SUSHIBOYS

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Young Hastle

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minan

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ユニットで登場したyuu(左)とhinako(右)。

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初披露の新曲「シャープペンシル」では、硬質なリズムマシンのビートに乗せてフィーチャリングゲスト・SUSHIBOYSが合流。「Roller Girls」「PIZZA」を挟んでの新曲「Cookin'」にはもう1人のゲスト・Young Hastleも登場し、リリスクのツアーファイナルに華を添えた。2組とのコラボを終えたリリスクは、ここで「常夏(ナッツ)リターン」「オレンジ」とアルバム「WORLD'S END」の中盤を担うサマーチューンを2連発。そしてステージが暗転し、聴き慣れないイントロが流れたかと思うと、黒いワンピースドレスに着替えたminanが1人でステージへ。minanはこの日のために用意されたソロ楽曲「baby blue」を歌い上げ、場内とニコ生視聴中のヘッズを驚かせた。さらにチアガール風の衣装を着たhinakoとyuuによる「ブランニューガール」、himeとrisanoによるギャングスタラップスタイルの「I SHOT YA」とユニット曲が続き、意表を突いた演出にフロアは大盛り上がり。5人はボーイッシュな新衣装に着替えて再びそろうと「消える惑星」「つれてってよ」と「WORLD'S END」冒頭の2曲を披露した。ここまで一切トークを挟まずライブを展開してきたリリスクは、終盤にようやくMCを挟み、大歓声を送るヘッズに挨拶。minanのソロ「baby blue」はマモル(nhhmbase)が作編曲を手がけたオリジナル楽曲で、大久保潤也(アナ)との共作で自ら作詞に挑戦したminanは、結婚する友人に向けて書いたことを明かした。なおhinakoとyuuのユニット曲「ブランニューガール」は大久保が、himeとrisanoのユニット曲「I SHOT YA」はALI-KICK(ROMANCREW)がそれぞれユニットのために書き下ろした楽曲だ。

lyrical school

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「エゴサーチをすると『リリスクは夏曲しかやってないけど冬大丈夫なの?』って言われるけど、秋冬も全然大丈夫なわけよウチら。なぜなら秋冬にも夏の曲をやるから」とminanが告げると、risanoは「そろそろ夏ゾーン行きましょうか?」とフロアを煽る。そして5人は「FRESH!!!」「夏休みのBABY」「秒で終わる夏」など予告通り夏のパーティチューンを並べ、場数を重ねたことで着実にスキルアップしたラップで観客を圧倒した。「OKリリスク、踊らせて」のセリフで始まる「Hey!Adamski!」からライブはクライマックスへ。最後はアルバム「WORLD'S END」のラストを飾る表題曲「WORLD'S END」で締めくくり、5人とヘッズは長きにおよんだツアーを完結させた。

フリースタイルラップ直前、目を閉じて意識を集中させるhime。

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lyrical school

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ほどなくアンコールの声が上がり、ヘッズが灯すメンバーカラーのサイリウムに迎え入れられたリリスクは、ツアー中に生まれた新曲「パジャマパーティー」「Short Good-bye」と、旧体制から歌い継がれる「NOW!」「photograph」の4曲を披露した。ラストナンバー「photograph」ではhimeが8小節のフリースタイルラップを決め、「そう いつだって今が最高 大丈夫 リリスクに任せとけ」と決意を表明。フロアは大きな歓声に包まれた。笑顔でステージを終えたリリスクは、最後にヘッズと一緒に記念撮影。またこの日披露された新曲「パジャマパーティー」と「シャープペンシル feat. SUSHIBOYS」が12月25日に両A面シングルとして発売されること、続いて2019年1月22日にYoung Hastleとのコラボ曲「Cookin' feat. Young Hastle」とPES(RIP SLYME)プロデュースの未発表曲「Tokyo Burning」が同じく両A面シングルとしてリリースされることが発表された。

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「lyrical school tour 2018 "WORLD'S END"」最終公演
2018年10月19日 新木場STUDIO COAST セットリスト

01. モアリップ校歌
02. Girls Quest
03. (GET AROUND!)TOKYO GIRLS!!
04. プチャヘンザ!
05. CALL ME TIGHT
06. Play It Cool
07. DANCE WITH YOU
08. シャープペンシル feat. SUSHIBOYS
09. Roller Girls
10. PIZZA
11. Cookin' feat. Young Hastle
12. 常夏(ナッツ)リターン
13. オレンジ
14. baby blue / minan
15. ブランニューガール / hinako、yuu
16. I SHOT YA / hime、risano
17. 消える惑星
18. つれてってよ
19. FRESH!!!
20. High5
21. CRAWL(For You!)
22. 夏休みのBABY
23. 秒で終わる夏
24. Hey!Adamski!
25. WORLD'S END
<アンコール>
26. パジャマパーティー
27. Short Good-bye
28. NOW!
29. photograph

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