WATWINGがありのままの生き様と本音をさらけ出した東京ガーデンシアター公演

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WATWINGが4月12日に東京・東京ガーデンシアターでライブツアー「WATWING LIVE TOUR『honest』」のファイナル公演を開催した。

「WATWING LIVE TOUR 2025『honest』~Special Edition~」の様子。

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メンバープロデュース曲で見せた生き様

今年2月に最新アルバム「honest」をリリースしたWATWING。“本音”をテーマにした本作では6人それぞれが楽曲のプロデュースを行い、ありのままの自分たちの思いをリスナーに届けた。9月から21都市41公演を回ったツアーの最終地点となる東京ガーデンシアター公演は、WATWINGにとってパフォーマンスを通してWindy(WATWINGファンの呼称)に本音を直接伝える場。彼らは全21曲を披露し、自分たちの生き様や、結成から7年間で積み上げてきた思いを見せた。

ステージに設置されたコンテナの上に横並びになって姿を現したWATWINGの6人。「You can call me monster」と八村倫太郎がクールに告げると重厚感のあるサウンドが響き渡り、桑山隆太がプロデュースと作詞作曲を手がけた楽曲「Monsters」でライブがスタート。ライブ序盤からメンバーは自分たちの思いを解放するように、爆発的なエネルギーを放った。その勢いのまま、彼らは古幡亮、鈴木曉が作詞作曲を手がけた「Gnarly」に突入。力強い眼差しで一糸乱れぬダンスを繰り広げ、会場のボルテージをグイグイと引き上げていく。髙橋颯がプロデュースし、HAN-KUN(湘南乃風)が提供したナンバー「FIRE BURN」では、ラテンテイストのトラックに乗せて6人が情熱的に歌い踊った。

「WATWING LIVE TOUR 2025『honest』~Special Edition~」の様子。

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鈴木の情緒的で美しい歌声から始まったのは、彼がプロデュースと作詞作曲を手がけた「夜明け」。旅の始まりをメロディアスに歌い上げ、間奏では躍動感たっぷりにダンスブレイクを繰り広げてオーディエンスの心を鷲づかみにした。そして「Smile」を晴れやかに届け、会場をポジティブな空気で満たした6人。タオル回しで会場をひとつにした「Echoes」を経て、「Honey, You!」では翼が描かれたコンテナに、メンバーがスプレーで「honest」の文字を楽しげに描いてみせた。

鈴木曉

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ピースサインを交えた振付が印象的な「Be Real」を朗らかに届けたあと、桑山がピアノで優しく奏で始めたのは、メンバー全員で作詞を手がけた大切な楽曲「Home」。夕日を彷彿とさせるオレンジ色のライトを浴びながら、6人はメロディアスな鍵盤の音色に乗せて、WATWINGのこれまでの軌跡と絆が詰まった言葉を紡いだ。

桑山隆太

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これからも俺らが背中を押し続けるから

グルーヴ感あふれるヒップホップナンバー「KEEP IT GOING ON」を経て、彼らは古幡がプロデュースと作詞作曲を行ったミディアムナンバー「B.O.T」を披露。色気を漂わせながら、“君”を求めてさまよい続ける切ない恋心を歌い上げた。福澤希空の剥き出しのラップからスタートしたのは、八村がプロデュースと作詞作曲を担当したロックナンバー「Heart Song」。スケール感のあるロックサウンドに乗せて熱い歌声を響かせ、八村は「これからも俺らが背中を押し続けるから!」とまっすぐにWindyに伝えた。

八村倫太郎

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その後、メンバーが披露したのは、福澤がプロデュースを行い、MIKEY(東京ゲゲゲイ)が提供した「いいね」。ロックやヒップホップ、ポップスなどさまざまなジャンルを取り入れたキャッチーな1曲だ。ヒップホップ調の間奏では福澤を中心に軽やかなダンスブレイクが繰り広げられ、会場が大きな歓声に包まれた。

「僕らはもっともっと大きいアーティストになりたいんだけど、みんなは何になりたい?」という八村のフランクな問いかけを機に、メンバーはPES(RIP SLYME)が提供した遊び心あふれるヒップホップチューン「ナニワナビー」で多彩なラップを披露。そして最後に彼らはライブのキラーチューン「YO MA SUNSHINE」で会場に熱いコールを巻き起こし、晴れやかな表情でステージをあとにした。

「WATWING LIVE TOUR 2025『honest』~Special Edition~」の様子。

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この景色をWATWINGのみんなと見たかった

アンコールを求める声に呼ばれて再びステージに登場したWATWINGは、ヘヴィなサウンドが燃えたぎるように渦巻くロックナンバー「HELL FIRE」を熱唱した。さらに彼らは5月1日に配信リリースする新曲「Present」を初披露。ドラマ「今夜、秘密のキッチンで」の主題歌として作られた温かなこの曲をたおやかに歌い上げた。ラストナンバーは最新アルバムのラストを飾るナンバー「Back to you」。6人はWindyとともに笑顔でこの曲を歌い、ピースフルな空気で会場を満たした。

福澤希空

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その後、WATWINGはZeppツアー「WATWING Zepp Live Tour『love』」の開催を発表した。最後の挨拶で髙橋は「いつもこうやってみんな集まって、俺たちと一緒に音楽をしてくれてありがとう! 本当はもっとみんなの近くに行ったり、1人ひとりの顔を見に行ったりしたい。俺らはアーティストとしてまだまだだけど、みんなの顔を見に行けるようにがんばるから、Zeppツアーもぜひまた来てください!」と呼びかける。桑山は2022年に八村が出演していたドラマ「君の花になる」のライブをガーデンシアターで観た思い出を振り返り、「あの日から、ここでワンマンライブをしたいなという思いがあって。それを今日叶えることができて本当にうれしいです! ここまで7年、1人も欠けずに活動を続けられていることが何よりも幸せで、僕の宝物だなと思いました」としみじみと言葉にした。

髙橋颯

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古幡は「僕は今年で29歳。時間って流れていくじゃないですか。こいつらとずっと一緒にいたいですけど、人間だから、いつかは絶対に生き物として終わるときが来る」と述べ、「この刹那な時間の中で、俺は一瞬一瞬を噛み締めて生きたいと思います。みんなの時間の中で、俺らがずっとずっと寄り添えるようにこれからもがんばっていきます。皆さん、本当にありがとうございました!」と元気いっぱいに叫ぶ。鈴木は「『Monsters』で立った瞬間に光がたくさん見えて、『うわー!』って最初から感情がうるうるしてしまいました。みんな今日は遊びに来てくれてありがとうございます」と感謝の思いを告げ、「俺たちはこれからもチャレンジャーとして日々生きていきます。もっともっと大きくなって、いろんな景色を見せていくので、これからのストーリーを一緒に楽しんでいきましょう!」と声を弾ませた。

古幡亮

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福澤は「『honest』ツアーは本音を掲げたツアーで、僕らの生き様を思う存分に見せてきました。みんなも悲しいこと、つらいことがたくさんあると思うんですけど、僕らにとってWindyが本当に大切な存在であることは絶対に忘れないでほしいなと思っています。これからも一緒に成長して進んでいきましょう!」と会場を見渡した。

かつてドラマ「君の花になる」から誕生したグループ・8LOOMのメンバーとして東京ガーデンシアターのステージに立ったことがある八村は「俺はこの景色をWATWINGのみんなと見たかったんですよ。ここはすごく思い入れの強い場所で。8LOOMも最高のグループなんですけど、関係者挨拶のときにWATWINGのみんなが来てくれたときに、うれしさと同時に悔しさもあったりした。いつかWATWINGでこの会場に立ちたいなと思っていて、こうしてこの景色の中で立たせてもらえているのは、WATWINGのおかげであり、チームのおかげであり、皆さんのおかげ。本当にありがとうございます」と思いを噛み締める。そして彼は「人の気持ちはわからないから、『あなたの気持ち、わかるよ』ということは軽はずみには言えない。でも、俺が音楽をやって、こうしてステージに立ってるのは、あなたの気持ちをわかりたいから。あなたの背中を押したいからやっています。つらいなと思ったり、1人かもって思ったとしたら、俺らの音楽が、ステージが、俺らという存在が、あなたの背中を押します。なので、またこの約束の場所で会いましょう」とWindyに再会を誓い、ツアーに幕を下ろした。

セットリスト

「WATWING LIVE TOUR 2025『honest』~Special Edition~」2026年4月12日 東京ガーデンシアター

01. Monsters
02. Gnarly
03. FIRE BURN
04. Let's get on the beat
05. Only One Life
06. 夜明け
07. Smile
08. Echoes
09. Honey, You!
10. Be Real
11. SHELLY
12. Home
13. KEEP IT GOING ON
14. B.O.T
15. Heart Song
16. いいね
17. ナニワナビー
18. YO MA SUNSHINE
<アンコール>
19. HELL FIRE
20. Present
21. Back to you

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Dina @Koralan111

@natalie_mu Feels like a real turning point for them

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