日本武道館公演「新言語秩序」の軸となる、秋田ひろむ書き下ろし小説「新言語秩序」が掲載されたこのスマホアプリ。同小説の“検閲解除ツール”としての機能も用意されている。小説は自由な言葉が“検閲”される世界で、検閲する側と抗う側のそれぞれ異なる立場を生きる2人の主人公、実多(みた)と希明(きあ)の物語。自在に使いこなしているようだが実はテンプレート化されている、そんな言葉を用いたコミュニケーションが蔓延している現代社会に向けた秋田ひろむからの強いメッセージが込められている。
この小説はスマホアプリから閲読できるが、ダウンロードした段階では小説内の世界と同様に言葉が検閲されており、文字の一部が塗りつぶされた状態になっている。アプリ内ではユーザーが検閲を除去していくことで、小説の全貌を読めるようになると同時に、言葉が規制された世界に立ち向かう活動に参加することとなる。アプリでは小説のみならず、今後公開されるamazarashiのさまざまな作品に施された検閲を解除するという検閲への抵抗活動に参加でき、ユーザーは武道館ライブの終演後には撮り下ろしのライブ写真を含むプレゼントを受け取れる。
ライブ会場においてもさまざまな演出に「新言語秩序」による規制がかけられるが、本アプリを使うことでその規制を解除できるなど、今後の関連作品における重要なツールとなる。気になる人は早速ダウンロードしておこう。なお今回の発表にあわせて、11月7日リリースのニューシングル「リビングデッド」の購入者特典と、初回限定盤に封入される「新言語秩序バリケードテープ」のデザインが公開されている。
amazarashi 武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」supported by uP!!!
2018年11月16日(金)東京都 日本武道館
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