SKE48、東京出張公演を皮切りに本格的全国展開スタート

2010年4月13日 0:20 1 音楽ナタリー編集部

SKE48チームSが昨日4月12日、東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEで「制服の芽」東京出張公演を行った。

この春、テレビやラジオのレギュラー番組本数が5本から10本に倍増したというSKE48。先輩グループのAKB48のコピーではない、オリジナリティあふれるステージに今後も期待が高まる。

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公演2曲目「合格Kiss」では、メンバー全員がメガネを着用。

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プレス向け取材時には、公演曲から「制服の芽」が披露された。

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「会いに行けるアイドル」をコンセプトに、地元・名古屋を拠点に活動を続けるSKE48。これまでAKB48劇場を使った公演は実施されてきたものの、本格的な地方出張公演はこれが初めてとなる。

今回の公演には、怪我で療養中の松下唯を除くチームSメンバー13人に、研究生3人（阿比留李帆、加藤るみ、木崎ゆりあ）を加えた計16人で出演。開演前にプレス向け取材も行われ、松井珠理奈は「この『制服の芽』公演は、『私たちの“制服の芽”は今、やっと芽吹いたばかりです。まだまだ未熟な私たちですが、これから大きな花を咲かせていければいいな』という意味がこもったセットリストになっています」と、今回の公演について報道陣に説明した。

また、松井玲奈は今回の公演チケットが入手困難だったことに触れ、「今日の公演の（当選）倍率が10倍だということを私たちも今さっき教えていただいて、本当に本当に驚いています」とコメント。続けて「今日来てくださった方には感謝の気持ちを、そして来れなかった人には私たちの気持ちが届くように、ここからメンバー全員でパワーを出していきたいと思います」と、この日の公演に足を運ぶことができなかったファンへもメッセージを送った。

公演本編では、SKE48は地元と変わらぬファンからの大声援に迎えられ、パワフルなパフォーマンスを展開。スピード感あふれるダンスとキャッチーな楽曲で、初めて「制服の芽」公演を観るであろう多くの東京のファンを魅了していった。

アンコールでは、3月24日にリリースされた2ndシングル「青空片思い」と、そのカップリング曲「バンジー宣言」をチームSバージョンで披露。公演最後の曲「手紙のこと」では、セリフのパートで松井玲奈が感極まるハプニングもあったが、2時間にわたる東京出張公演は大成功のうちに幕を閉じた。

この後、SKE48は出張公演の第2弾として大阪に進出。5月20日にOSAKA MUSEでチームSが「制服の芽」公演を行うことが決定した。さらに、6～7月にはチームKIIの東京出張公演が、8月にはチームSとチームKIIの大阪出張公演も予定されている。

また、チームSの桑原みずき、チームKIIの若林倫香、研究生の木崎ゆりあが韓流ドラマ「ストライク・ラブ」の日本語字幕完全版に出演することも決定した。「ストライク・ラブ」はプロ野球を舞台にしたドラマで、韓国ではドラマのほか原作マンガや映画版も大ヒットを記録。今回、新たに6話分のストーリーを追加し、“完全版”として世界初放送される。SKE48のメンバーはその追加ストーリーに出演し、完全版のみに登場するキャラクターとしてドラマを盛り上げる。

メンバーの3人は本日4月13日から韓国に渡り、ロケに参加。さらに現地メディアの記者会見や懇談会、個別取材にも出席する予定となっている。

「東京や大阪でも公演をやってほしい」というファンからの要望のみならず、海外からもライブのオファーが届いているというSKE48。今日の東京公演を機に、さらなる飛躍が期待される。