「BDM、始めます」ばってん少女隊、熊本で3rdツアー完走！第2章の幕開けを予告

ばってん少女隊のライブツアー「ばってん少女隊の、田舎娘3rd～ハカタダンスホールベイベー～」が昨日10月14日に熊本・熊本B.9 V1にてファイナルを迎えた。

西垣有彩の地元・山口で開幕した「ばってん少女隊の、田舎娘3rd～ハカタダンスホールベイベー～」は全9公演からなるライブツアー。ファイナルは熊本・熊本B.9 V1で行われ、開場には多くのファンが訪れた。会場にSE「but-show TiME」が鳴り響くと、ピンクを基調とした衣装を着たばってん少女隊が登場し、「己MYself」で勢いよくライブをスタートさせた。そのまま彼女たちは「ばってん少女。」や「おっしょい！」などを立て続けに披露。MCで西垣は「ここは熊本だからくまモンがセンターに来ちゃうくらい盛り上げたい」と言い、それに対して上田理子は「それで大丈夫？ （くまモンにステージを）取られてない？」と素朴な疑問を投げかける。すると西垣は「私たちはバックダンサー！」と答え、会場を笑わせた。

ばっしょーが各会場に持ち込んでいるというミラーボールが会場いっぱいに光を反射する中、6人は「乙女ノ手札」や「のびしろ行進曲」などをパフォーマンス。ツアーの思い出を語り合ったあとは、星野蒼良の「しもたー！」の声を合図に恒例の「教えて愛ちゃん」のコーナーに突入する。これはツアー各地にまつわる問題について希山愛が答えるというもので、今回のお題は熊本銘菓である「武者がえし」のモチーフについて。希山は「神社のボコボコボコってなってる石」と答えたが、熊本城の石垣「武者返し」が正解とのことだ。「教えて愛ちゃん」のコーナーが終わり、ばっしょーは「すぺしゃるでい」でパフォーマンスを再開。「スターダスト」「びびび美少女」「よかよかダンス」といったアッパーチューンで会場を盛り上げた。

続いて西垣は熊本出身のお笑い芸人・ゴリけんの名前を使って9割アドリブの独特なコール＆レスポンスを展開。春乃きいなを巻き添えにしながら会場の士気を高めていき、最後は「皆さん一緒にくまモンを呼びましょー！」と大声で叫んで、コール＆レスポンスのコーナーを締めくくった。くまモンは登場することなく、6人は「ころりん HAPPY FANTASY」でラストスパートをかける。瀬田さくらの歌唱から始まる「無敵のビーナス」で可憐な姿を見せたあと、「さよならDESTINY」で本編の幕を下ろした。

アンコールではそれぞれがツアーの感想を述べ、その中で希山は「私たちの第2章が始まります。ばっしょーはばっしょーらしく行くので、皆さんずっと付いてきてください！」と、このツアーを境にグループの活動が新章に突入することを予告。上田も「これから第2章が始まるので皆さんお楽しみに！ レベルアップしたねって言われる私たちになるので、皆さんぜひ応援をよろしくお願いします」と話した。そしてばっしょーは「ますとばい！」「Going My Way」の2曲を披露してアンコールを終了。ダブルアンコールでは上田の「BDM、始めます」という宣言のもと、11月21日にリリースされるシングル「BDM」の表題曲が突如パフォーマンスされ、6人は何も言わずに壮絶な余韻を残してステージを去った。

ばってん少女隊は11月より「BDM」のリリース記念イベントを各地で開催。イベントは全国9カ所で行われる予定だ。

※記事初出時、ツアースケジュールに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。